LinkedInをみんなが使うようになったらいいなーと思う理由。TwitterともFacebookとも違う。

私の周辺のみなさんが、最近少しずつLinkedInのアカウントを使うようになってきました。

 

と、こないだLinkedInにボソッと書くと結構コメントとか頂きました笑

LinkedInの中にあるLinkedIn Learningというオンライントレーニングサービスのなかでトレーナーをさせて頂いている、ということも無いわけではないのですが、私があなたにもLinkedInをもっと使ってほしい純粋な理由がいくつかあります。

「Twitterがあるから」「Facebookで十分」とか、そういうことでは無いのです。まったく別物だということを理解して頂くと、メリットを感じてもらえるのではないかと思ってます。

ちなみに田村が出演させて頂いているLinkedIn Learningのコース一覧はこちら

日本のユーザーがLinkedInに対して、勘違いしてるんじゃないかなーというポイントも踏まえて、その特徴を改めて書いてみます。

 

◆LinkedInは転職だけに使うサービスではない。

確かに、ヘッドハンターからのメッセージが受信箱に頻繁に飛び込んできたりします。また、確かに企業側からみても転職する本人からみても便利なSNSであることは間違いありません。

ただ、LinkedIn自体、転職を専門に展開しているSNSではないと、私は自分で使っていて感じています。

 

◆FacebookやTwitterとも全然違う。

結構ごっちゃになっちゃってるのですが、今のユーザーがどういう使い方をしているかは別として、もともとはFacebookやTwitterは個人がプライベートでつながるSNSです。これだけユーザー数が増加してくると、ビジネスツールとして活用されている方もいらっしゃいます。私もそうですが。

しかし、FacebookやTwitterの投稿がすべて企業からの告知やビジネスパーソンからのノウハウ情報だけになることを想像してみてください。沖縄の知人が「夏なのに本土より涼しいよ〜」って言ってたり、知り合いがしょっちゅう野球を見にいってたり、そういうのが一切なく「セミナーやりまーす」「うちの商品買ってください」みたいな投稿だけになると、特にTwitterなんか誰もいなくなるんじゃないでしょうか。

「どうでもいいけどなんか面白い投稿」が溢れているからこそ、一般のユーザーもビジネスユーザーもTwitterやFacebookの中で共存することができるのです。

ビジネスユーザーからすると、いかに嫌がられることなくかつ有効に自身のビジネスをその中に紛れ込ませるかを、常に考えておかなければいけません。

 

◆LinkedInで、転職のためだけではなく自身のビジネスやスキルを世界に発信する。

そこでLinkedInです。ここには基本、ビジネスユーザーしか存在しません。むしろ、野球を見に行ったとかラーメン食べたとか、FacebookやTwitterでは喜ばれそうな投稿もLinkedInではノイズになります。

投稿する方も見る方も、みんなビジネスの情報を中心にコミュニケーションをとります。「いかに嫌がられることなく。。」など、気にせず告知すれば良いのです。見てる方もあなたのビジネス情報を求めているのです。

 

 

少し前の公式発表では、日本国内のLinkedInユーザーは約200万人だったと記憶しています(間違ってたらごめんなさい)。Twitterの4500万人・Facebookの2800万人と比較すると、お世辞にも十分とは言えない規模です。

しかしボリュームが大きくなると、あらゆるユーザーのスキルやビジネスがLinkedInのフィード上に並ぶことになります。私が「ソーシャルメディアの基礎研修やりまーす」と投稿すると、どこからともなく依頼が来る。逆に「ADのクリエイティブ、作ってくれるいい人がいないかなー」と探すと、意外と距離の近い人がクリエィティブ作成のエキスパートだった。みたいなことがより頻繁に発生するはずです。

グローバルで見るとLinkedInのアクティブユーザーは5億人。Twitterの3億2800万人を上回っているのです。日本でももっと多くの人がLinkedInを活用し、オンラインでのビジネスコミュニケーションが活発になればみんながしあわせなのにな、と。

 

田村でした。

 

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2018 5月-7月 ソーシャルメディア講演・セミナー 登壇予定 東京

◆5月22日(水) 16:30-17:30(LIVE配信)
ソーシャルメディアマネジメント研究会でソーシャルメディアの運用術を学ぼう!
ソーシャルメディア ウェブ解析士協会
SMM研究会でソーシャルメディアの運用術を学ぼう!

ソーシャルメディアマネジメント研究会で毎月やってるLIVE配信です。現地に来ていただくとナマで見ることもできます。今回はNHK「さし旅」(6/2土 20:15)に出演予定インスタグラファー鵜ノ澤直美さんをお迎えし、SNSに掲載する写真についてのテクニックなど、お話しを伺います。

 

◆5月23日(水) 10:45-11:30 表参道
自治体マーケティング広報フォーラム2018
自治体向け ソーシャルメディア勉強会
【特別開講】SNSに何を投稿すれば良いのかが分かる!SNSを活用したシティプロモーション(宣伝会議 教育講座)

自治体職員様・担当部署の責任者様向けに、これからの自治体とソーシャルメディアについての関わりかた、あるいは実際の運用面ですぐ使える小技などをお伝えします。

>>自治体マーケティング広報フォーラム2018 申込・詳細

 

◆6月9日(土) 13:00-18:45 小川町・淡路町
6/9 ウェブ解析士会議2018~本質を見極め、全体像から見直すウェブマーケティングのいま~【満員御礼キャンセル待ち受付中です】
ウェブ解析士会議 2018

一般社団法人ウェブ解析士協会、1年に1回の大きなイベントです。検索エンジンからSNS、ウェブ解析、提案力を向上させるための戦略まで、ウェブマーケティングにおける本質を学び、これからのウェブマーケターに求められるスキルセットを盛りだくさんでお届けします。

田村は「SNS広告の本質」というテーマになっていますが、広告と日常の運用を組み合わせたSNS全般のお話を展開しようと思っています。

5/4現在、300名の定員に達したようですが、キャンセル待ちは受け付けておられるようです。

 

◆7月26日(木) 10:30-18:00
東洋経済の研修講座 事業変革セミナーシリーズ
東洋経済 ソーシャルメディア講座
「低予算から始められるソーシャルメディア・プロモーション」

ソーシャルメディアの活用に出遅れている!!と感じている企業の部門責任者様・担当者様向けです。まる1日みっちりとソーシャルメディアの基本知識から活用までお伝えします。

特別トークタイムには日本航空株式会社の山名敏雄氏、株式会社ヤッホーブルーイングの松本晶子氏にもご登壇頂きます。現場でのソーシャルメディアとの関わり方をいろいろと根掘り葉掘りお聞きしようと思っています。

ご都合の合うかた、ぜひご参加ください。

 

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東洋経済の研修講座でソーシャルメディアプロモーションについてお話しします

企業のソーシャルメディア担当者さまや、関連部署の管理職さま向けに1DAYセミナー「低予算から始められるソーシャルメディアプロモーション」に登壇します。

企業活動の中でどうソーシャルメディアと関わり活用していくべきなのか。ソーシャルメディアの特性をご理解いただいた上で、その活かし方をお伝えする予定です。


午前10:30から午後6:00まで、まるまる1日の開催となります。ソーシャルメディア運用について課題をお持ちの企業様などの研修代わりにご利用頂くのもおすすめです。

当日はゲストとして、実際にソーシャルメディアを活用しておられる企業様より、日本航空株式会社 山名敏雄氏、株式会社ヤッホーブルーイング 松本晶子氏をお迎えし、お話を伺う時間帯も設定して頂きました。

 

含めて、お伝えするカリキュラムは以下のとおりです。(東洋経済新報社様の告知ページからの引用です。)

1.販促プロモーションの種類とトレンド

ソーシャルメディアは「取り組むべきか取り組まないべきか」を考える時代ではなく「どう取り組むべきか」を考える時代となっています。まずは、メディアを使った販促方法、特にインターネットやスマホなど、ICTを活用した手法について、種類ごとにレクチャーします。単に利用者数や利用時間といった定量的なデータだけではなく、私たちの知らないところで何が起こっているのかを知りましょう。

2.企業はいかにしてソーシャルメディアに取り組むべきか?〜事例と具体的手法〜

ソーシャルメディア運用と言っても、メディアの種類・運用目的・担当者の数などによって、運用スキームは大きく異なります。ソーシャルメディアを使って「売りたい」企業は何をするべきか。「認知度を上げたい」企業は何をするべきか。目的ごとに活用方法を提示します。運用目的によっては少額の広告を併用することも必要です。ここでは、各ソーシャルメディアの特徴を認識し、他社での活用事例を見ながら、貴社ではどのソーシャルメディアをどのように活用するべきかを探っていきましょう。

3.ワークショップ〜自社の取り組みと課題〜

下記テーマについて、グループごとに意見交換し、発表していただきます。
・実際に担当している方からのご意見や要望
・トラブル事例などの課題点
・成功事例やトラブル回避事例などの共有
他の企業の意見も参考にすることで、自社の体制を見直す契機にもなります。

4.【特別トークタイム】「SNSプロモーションと販促の成功・失敗事例 Q&A」

日本航空・ヤッホーブルーイングの担当者が語る!
「SNSプロモーションと販促の成功・失敗事例 Q&A」

SNS戦略で多くのファンを獲得し続けている日本航空株式会社。SNSを活用したプロモーションで多くのファンを虜にしているクラフトビールシェアNO.1の株式会社ヤッホーブルーイング。2社の成功事例などをご紹介します!さらに質問タイムでは、販促やソーシャルメディア運用に関するリアルな疑問も質問可能。少人数ならではの特別トークタイムです。

5.ソーシャルメディアは怖くなどない。炎上などのリスクについて。

実際の事例や体験談を紹介し、ソーシャルメディア上ではどんなトラブルがあるのかを知っていただきます。その上で対処法や予防策を提示し、リスクを最小限に抑えた運用のポイントをお伝えします。各企業で設定している「ソーシャルメディアポリシー」やサイトで公開されている「ソーシャルメディアの取り組みについて」など、方針の公開についても言及します。

 

日時 2018年7月26日(木) 10:30-18:00
会場 東洋経済新報社 本社セミナールーム(東京都中央区日本橋本石町1-2-1)
受講料 49,950円(税込)

講師(わたくし!)に直接お申込み頂けると10%の割引もあります!お申込み方法等お伝えしますので、よければお問い合わせフォームよりご連絡ください。
>>お問い合わせフォーム
対象 企業においてSNS運用を検討されている方、企画・マーケティング・各事業部門の販促担当の方など

その他詳細な情報は東洋経済新報社さま告知ページにて。

 

私が担当するソーシャルメディアの講座以外にも、チームづくり・企画の発想・価格戦略・事業計画の作成・プレゼンテーションなど、企業に役立つ講座を展開されています。この機会にぜひお取り組みいただければ。2講座以上同時受講でお得になるみたいですよ

東洋経済の講座
>>東洋経済の研修講座 事業変革セミナーシリーズ

ソーシャルメディア関連ニュース 2018年2月19日〜2月25日

SNSニュースピックアップ 2/19-2/25

 

ザッカーバーグが支援する米「オンライン個人レッスン」の威力

「オンライン講座の可能性は様々な分野に広がっている。寿司職人の育成も可能だし、デジタル広告の専門家を育てることも可能だ。米国最大の個人指導プラットフォームとして、様々な分野にチャレンジしていきたい」

オンラインで寿司職人に。。スポーツ以外のことは大体できるようになるのか。いや、スポーツもオンラインでトレーニングできるようになるのかも。ただ、いくらツールが充実しても最後は本人がマジメに取り組まないといけませぬ。

ちなみに、私が出てるオンライントレーニングサイトはこちら。ちょっと動きすぎですね。もう少し落ち着いたおっさんになります。

 

LinkedIn に再注目するパブリッシャーたち:Facebook依存からの脱却

今年に入って早々に発表された、Facebookのアルゴリズム変更に対しての動きです。News UK参加のThe TimesとThe Sunday Timesでは、LinkedInでの情報公開に力を入れていく計画だそうです。

動画広告への対応や、そもそも日本の場合はユーザー数の問題などもありますが、企業のFacebook離れという大きな流れの中でユーザーを獲得することはできるのでしょうか。

 

混戦のインド「デジタル決済市場」を狙うフェイスブックら

こちらインドの人口ピラミッド。

日本と違って、まさにこれからの国なのです。今後数十年にわたって明らかに市場が拡大する国の中でのシェア争いは熾烈になるわけです。決済手段を抑えれば、カネが動くたびにプラットフォームに利益が落ちるのですから。WeChatが来る前に抑えてまえーーー!って感じですね。

 

Facebook、新ポリシーでインフルエンサーの締め付け強化:一部パブリッシャーのビジネスモデルも崩壊?

「ああ、インフルエンサーさん。いままでウチのコンテンツをFacebookでシェアしてもらって報酬を払ってたけど、もう効果なくなるみたいだからやめようと思ってるんだよねー」というおはなしです。

 

ツイッターで流行中の「#ドクターに言われた衝撃的な言葉」が “笑劇的” すぎる! 犬の耳が聞こえない →「無視してますね」など

先週ツイッターで流行った、衝撃的なお医者さんとのやりとり集です。今もまだ新しいネタが追加されていますので見てみてください。エコーに写った赤ちゃんがピースしてたり、飽きません。ツイートの参考になるかも。

#ドクターに言われた衝撃的な言葉 Twitter検索

 

企業活用でも要注意! Twitterアカウントの乗っ取りの原因と対策まとめ

クライアント様のTwitterアカウントがのっとられて、どえらい目にあったことがあります。女性向けのアカウントにいきなりエロ画像がバンバン上げられました。

幸い、そのアカウントでは、日頃からしっかりとフォロワーさんとのコミュニュケーションがとれていたので、急激にフォロワーさんが減ることはありませんでした。逆に多くのフォロワーさんから「◯◯(企業名)さん、のっとられてます!!!」というリプやDMが送られてきてました。

(思い出すだけで冷や汗が)

ポイントは「パスワードのこまめな変更」と「信頼性の低いアプリは連携しない」ことです。基本の基本ですが、恐ろしい目に合わないようにめんどくさくても対処しておきましょう。

 

米ツイッター、偽情報拡散する自動プログラム「ボット」禁止へ

要は、いわゆるフェイクニュースを、ソフトウェアを使って複数のアカウントから投稿し、多くのユーザーが言及しているように見せる、という行為に対して制限をかけたということです。

ただこれ、hootsuiteなどの投稿管理ツールとかを私よく使ってるんですが、そこから「いいね」したりするものダメなんでしょうかね。

 

このニュースを受けて↓

ツイッターが「複数垢からの投稿禁止」に 「バルス祭り」に不安の声

という心配をみなさんが。いやいや、それやったらトレンドに載るようなツイート全部アウトですやん。

 

Twitterの広報さんもこうおっしゃってます↓

「“バルス”禁止ではない」話題の“Twitter新ルール”のウソ本当、日本の広報に聞いてみた

ということです。遠慮なくバルスやりましょう。

 

最後にインスタ。

エンドユーザーに訴求する! BtoB企業6社の事例から学ぶ、Instagram活用ポイント

セミナーとかで質疑応答タイムに入ると、必ず「ソーシャルメディアってBtoBの場合も効果があるんでしょうか?」と聞かれます。何を以って「効果」とするかを定義する必要はあるのですが、私の答えはいつも「BもCも一緒です。見てるのは人間ですから。」と答えています。Insta運用は上記の記事を参考にしてください。

 

 

いや、Facebookのアルゴリズム変更、発表されてから界隈のざわめきがおさまらない感じです。今週はTwitterのBot制限によるバルス不安もありました。

FacebookもTwitterも、言うまでもなく独立した企業です。

もちろん、これらの情報伝達に優れたプラットフォームを利用することは、今は必須です。しかし、ひとつの企業が母体となっているプラットフォームに依存したプロモーションをしていると、いざルール変更があった時に取り返しがつかないことになります。

自社でコントロールできるコンテンツを軸にしながら、あくまでもソーシャルメディアはそのサテライトであるという認識を持って、各メディアを運用しましょう。

 

それではまたお会いしましょう。

田村でした。

 

 

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ソーシャルメディア関連ニュース 2018年2月12日〜2月18日

SNSニュースピックアップ 2月12日〜2月18日

 

仕様変更? それとも不具合? Twitter画像の並び順がランダム化する現象に利用者困惑

あー、先週これありましたねー。TwitterとかFacebookの機能についてよく「きのうまであったあのボタンがありません!」とか「投稿したはずの動画の表示がヘンなんです!」とか、慌てたクライアント様からメッセージが飛んでくることがあります。そんな時、いつも私の回答は「たぶんひと晩寝たら直ってますので、ちょっと見ておきましょう(コピペ)。」です。

 

FBフィード改変、重要度増す コミュニティマネージャー

これちょっと違うかなと思ってます。Twitterならこのまま書いてるとおりにやればいいんですけど、Facebookの場合はコミュニティマネージャがエンゲージを高める以前に、広告を使って情報そのものをユーザーに届ける必要があります。

✕Facebookのアルゴリズムが変わった→コミュニケーションをより重視する!
◯Facebookのアルゴリズムが変わった→広告でまずファンに情報をリーチさせる→リーチしたことによって発生するコミュニケーションをより密にする

です。

ちょっと話がそれますが、1月に公表されたFacebookのアルゴリズム変更について、各社各メディア過剰に反応しすぎです。いろいろデータとってますが、確かに動画のリーチは以前と比較し目に見えて減少しています。

しかしその他のコンテンツについては、今回のアルゴリズム変更があろうがなかろうが「広告を利用しなければリーチしない」という状況は、2年ほど前からほぼ変わってません。全然今に始まったことではないのです。

じっくり自社の数値を見極めてから対応してください。

 

そして似たような記事がこちら↓

FB フィード改変を機に、メディア予算を拡大する広告主

Facebookを「見せたい人に見せたいものを見せる場である」と割り切って使うのも、選択肢としてはアリです。どっちにしても企業にとっては、Facebookは広告を併用しなければユーザーにリーチできないメディアなので。

あ、そうそう。広告やるならこの本がとってもいいと思いますんやわ。もんのすごくわしく書いてますし。

 

バレンタインデー、「チョコ」ツイートは年間最多

2015年から2017年まででTwitter上で「チョコレート」「チョコ」という文字列が含まれているツイートが、バレンタインデーにどう推移したのか。ツイート件数の伸びで言うと2015→2016がだいぶ伸びてますね。さて、今年はどんな感じだったのでしょうか。

 

24歳以下の若者の「Facebook離れ」が続く一方でユーザー数自体は増加傾向

ツイッターでも言いましたが、ここ何年かずっと「若者のFacebook離れ」って言われてて、そんだけ毎年離れていってるのなら、もう今は10代20代はすっからかんなのかというとそうでもないですよね。

ソーシャルメディアニュース 2018年2月

確かに、普段のコミュニケーションツールとして、Instagramを筆頭に若者のメディアが続々と出てきています。ただ、特に若いみなさんちょっと考えてみてくださいね。

Facebookにはオッサンオバハンがいっぱいいる。そして、まだまだ多くの企業やプロジェクトにおいて人材の採用やビジネスパートナーを確定する過程では、オッサンオバハンの裁量権がでかい。持ってる予算もオッサンオバハンの方が比較的でかい。ということは、です。

確率のおはなしです。20歳前後のユーザーが大多数を占めるメディアで自分の能力をアピールするか、40OVERのユーザーも一定数いる場所で自分を出すか。どちらがスケールの大きいお仕事につながりやすいですか?

 

企業が求める個人の影響力。店員の「インフルエンサー化」で小売業に新たな風

小売だけに限らず、BtoB企業の営業スタッフとかにもぜひやっていただきたい。企業側もある程度の自由度を社員にもたせてぜひ取り組んでいただきたい。「お客様の情報を流さない」「業務上著名人と接触したことを許可なく発信しない」など、数項目の禁止事項だけ決めて取り組める環境を整えればできます。これは早くやったもん勝ちですよ。

 

ホットリンク、企業が炎上を疑似体験できるプログラム 『1時間だけ炎上防災訓練』を無償提供開始

なんでこんな面白いことをしれっとマジメにプレスリリースできるのかがわからない笑。そして無料。ふだん「炎上ガー」「誹謗中傷ガー」と言ってる企業の担当者や上役のみなさん。これ無料ですよ。デメリット無いんですよ。やらないんだったらあの「ソーシャルやらない理由」はウソだったということになりますね。今度本当の理由を聞きにお伺いします。

 

Facebook、個人的な投稿を促す新機能「Lists」をリリース

いやー、これやるかなー??ちょっと私自身がこの機能使ってバンバン投稿してる場面が、いまんとこは想像できません。ただ、Facebookが個人ユーザー同士のエンゲージを高めるために、いろいろ動いてることは見えますね。数ヶ月後・数年後、ほんとうにそうなっていくのか、見ておきましょう。

 

 

それではまたお会いしましょう。

田村でした。

 

 

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ソーシャルメディア関連ニュース 2018年2月5日〜2月11日

Instagram Facebook Twitter その他ソーシャルメディア関係ニュース 2018 2月

 

スマホでモーションキャプチャ フェイスブックが開発中

コレができるようになると、簡単にひとの動きをアバターに置き換えられるようになります。既に体にセンサーを付けてモーションキャプチャを記録する技術はあるようなのですが、スマホのカメラだけでできるようになると、いろんな遊び方ができそうですね。

 

「静岡県庁わかものがかり」ツイッターに開設 大学生らターゲットに情報発信

自治体が若者に向けて情報を発信するツールとして、Twitterを選んだのは良いですね。他の自治体のみなさんも参考にされてはいかがでしょう。

静岡県庁わかものがかりTwitter

 

フェイスブック、休眠ユーザー呼び戻しに躍起-メール攻勢で復帰促す

チリのユーザーの体験談が載ってます。日本でも同じような経験をされた方はいらっしゃるのでしょうか。

 

Facebook「グループ機能」を試す、ブランドマーケターたち:コミュニティ重視への転換を受け

もう何年も前から「顧客の囲い込み」という完全企業目線的な試みがいたるところで行われています。しかし、実際には囲い込まれたい顧客など存在せず、成功した事例を見たことはありません。クローズなスペースに顧客を呼び込むよりも、オープンな場で接触頻度を高めることを重要視するほうが得策だと思うのですが。

 

10代のツイッター利用時間1日約85分 全年代で最多、フェイスブックはやや不人気

ジャストシステムさんの「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」。1日の平均利用時間は、
ツイッター>インスタ>フェイスブック
だそうです。10代のユーザーは1日85分もツイッターしてるそうです。

 

Twitter利用者の4割以上が、アンケート投稿に回答

こちらもジャストシステムさんの「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」から。「アンケート投稿」を見て回答したユーザーは4割以上といいますが、これを多いと見るのか少ないと見るのか。

 

Instagramがストーリーズでのリグラム機能をテスト中…

24時間で見られなくなる「ストーリーズ」でのリグラム機能。実装されるのか、どんな表示になるのか。そして、また見るべき指標が増えてしまうのか。

 

ブラジル大手紙、フェイスブックへの記事配信中止

企業やメディアのFacebook離れという流れはもはや止められないのか。。

 

Twitterにオリンピック応援絵文字 「#JPN」で日本国旗など

最後は絵文字ハッシュタグ。おもろいのでついついやってしまいますなこれは。がんばれ日本。

 

 

それではまたお会いしましょう。

田村でした。

 

 

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企業の中の人的なソーシャルメディア運用がもたらした超個人的な体験からその価値を考える。

1.2018年のお正月、岐阜の温泉に行きました。豪華おせちを食べて満腹になったところで露天風呂に入ることにしました。脱衣所にコレがありました。


その時の僕のアタマの中
↓↓↓
なにこのかっちょええ体重計。。。「あっ、タニタって書いてある!タニタさんのや!こんなところまで進出したはる!!」

 

いつもこんな感じのツイートを見てるだけです。

 

2.温泉から自宅に戻ってきました。自宅のポストには年賀状が入ってました。その中から阪南市の知人からのものがありました。

その時の僕のアタマの中
↓↓↓
あれ、阪南って言うたら森アルさんの会社があるとこと違ったっけ?

 

3.2月になってプロ野球のキャンプが始まりました。僕の好きなあのチームでも新戦力やベテランがユニフォームを着てグランドに出ている姿がテレビやネットニュースで流れるようになりました。

その時の僕のアタマの中
↓↓↓
ラブラボさんの会社ぬくぬくの沖縄やったなぁ。。いいなぁ。


えっ、寒いんや!

関連する言葉や写真やモノを見ると、ある企業が連想される。これ、すごいことじゃないでしょうか。企業側がなんらかの仕掛けをすることによって、消費者の脳内に企業名を刷り込ませる。コレって昔々はテレビCMとかバンバン流すしか方法は無かったと思うのです。

「やめられないとまらない」「関西電気保安協会」は全員テレビで見た記憶しか浮かんでこないはずです。

怒られるかもしれませんが、「森田アルミ工業」さんという企業名は、僕がTwitterやってなかったら未だに知らないはずです、たぶん。

 

ただ、ちょっと前までは「だからソーシャルメディアでどんどん露出して認知度をあげましょう!」というところまでにとどまっていました。そして認知度を上げることに価値を感じる企業さんだけが、安価に目的を達成できる手段として、積極的にソーシャルメディア運用に取り組んでいました。

逆に「いや、せっかくソーシャルやるんやったら売れないと意味ないっしょ」という企業さんは、あまり積極的にTwitterやFacebookに取り組むことはありませんでした。

 

ところが最近「ソーシャルメディアで露出を増やすと売上げも連動して上昇する」ということが、少しずつわかってきました。

その一端がこちらに書いてますので、ご興味あれば見ておいてください。

>>本当のインフルエンサーとは、自分の投稿をリツイートしてくれる人|ビッグデータを扱うjigen_1さんの語るTwitterオーガニック論とは?

 

今僕が書いてるこの記事も、上に載せたリンク先の記事も、基本「Twitter」が話題の中心となっています。では他のソーシャルメディアでは効果が無いのかといえば、まったくそうではありません。

日本のTwitterユーザーは現在2800万人。確かにボリュームとしては大きいですが、それでもまだまだTwitterをやっていない日本人は何千万人と存在します。やっていないユーザーには情報が届きません。

ソーシャルメディアというくくりで言うと、InstagramやFacebook。あとBtoBビジネスを展開していたり海外のユーザーと交流したいならLinkedInや、ビジュアル訴求を深めたいならPinterestなど、露出できるメディアは無数に存在します。ある企業のインスタアカウントでキレイな画像や動画をいつも見ているという状態なら、同じことが充分起こり得ます。

各メディア上でユーザーと接触する頻度を上げておくと、温泉地で僕がタニタさんのことを思い出したように、日常生活のいたるところで企業や商品のことを思い出してくれるようになるのです。そしてそれが売上に結びつくということが発生するのです。

—–

最近、セミナーや講演会で強調して伝えているのは

「ソーシャルメディアをやるべきか否か」を検討するのではなく「ソーシャルメディアで何をするべきか」を考える段階に入っていることを理解してください。

ということです。

 

この記事で紹介したようなアカウントのTwitter運用もいいですし、ここまでしっかり運用できないという状況ならそれなりの運用方法もあります。また、今やTwitterもFacebookもただ人員だけを充てて運用するだけでは影響力を持つことは難しく、広告を併用することも必要です。

バランスを考え、効果を検証し、いかにソーシャルメディアでいかに存在感を示すことができるのかを考え、ソーシャルメディアの運用に取り組んでみてください。

 

あ、中の人のみなさん。本当にありがとうございます。みなさん広告も使ってみてくださいね。

田村でした。

 

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セミナーとか講演とかでパワポを手元でスッスと動かせるリモコンみたいのを入手したのでレビュー

2017年は喋りすぎたので、2018年はもうムダな声はつかわないでおこうと思っておりました。

しかし、おかげさまで年が明けてからも「たむらさん、ウチでもひとつベラベラ喋ってくださいな。」とあちこちからご依頼頂いております。いや、ほんとにありがたいです。がんばって喋ります。はい。

 

ただ、去年までちょっと人様の前で喋るのに不便やなー、と思っていたのがスライドの切り替え。特に立って喋るときなんか、映写されてるスクリーンのとこからPCまで戻ってボタン押して、っていう動線がちょっと不自然になるときなんかもありまして。

一方、意識してると、手元にリモコンみたいなのを持って遠隔でスライドを切り替えるのを、他の人のセミナーとかで見かけるのです。さっそくあれを入手しようと探してみたわけです。今年はあれでかっちょよくやるぞということで。

 

Amazonとかでいろいろ見たんですが、選んだのがこちら。SPOTLIGHT PRESENTATION REMOTEというやつです。GOLDにしたった。

 

選んだ理由はまずBluetooth接続。

僕が使ってるMacは2016MacBook Pro。Appleさんが普及させようと必死なUSB-Cしか接続端子がありません。ですが、このリモコンみたいなんだけじゃなくて、マウスとかタブレットとかもなかなかUSB-Cに対応してるのは今んとこありません。なので「線」を繋がなくてもいいBluetooth接続ができるっていうのがありがたいのです。

あと、20m離れてても使えるという、これもウロウロしながら喋るにはいいかな、と。

 

それぐらいしか見ないで買ったんですけど、届いたのでまず充電。なんかフル充電したら3ヶ月は充電しなくても良いというありがた迷惑な感じです。そんだけ長いこと充電しなくていいのなら充電するの忘れて数ヶ月放置して充電を切らしてしまいそうで怖い。

ただ、1分充電したら3時間使えるらしいので「うわっ、充電切れてる!」ってなっても、まあなんとかなりそうです。

 

専用のソフトウェアをダウンロードして言われるがまま操作したら接続も簡単。

たぶん普段PC触ってる人なら誰でもできます。BluetoothでPCに認識させる操作も気づかない間に完了。だいぶラクです。

 

接続が終わったらパワポ開いて操作するわけですが、

まあ、普通にレスポンス良く動いてくれます。じゅうぶんじゅうぶん。

 

あと、これ実際にセミナーとかで喋るときめちゃ便利そうなのが

お客さんに見てほしいポイントを、こうやって注視してもらうことができます。これでスクリーンのたかーいとこにある文字とか図を示すときも、腕のばしてジャンプしたりしなくてもよくなりました。手元でちょちょいです。

 

あ、ひとつだけ残念なのがこれ!付属の充電コード。僕の環境だとUSBC-USBCだったら最強でした。まあ、ケーブル別に用意しとけばいいだけなんですけど。

 

僕のまわりには喋る仕事をする人が結構います。この記事UPしたあと、みんなに言うてみます。待ちきれないならこちらからゲットすると良いでしょう。

SPOTLIGHT PRESENTATION REMOTE
 

田村でした。

 

企業や自治体のソーシャルメディア担当者さんに書籍をあげようとおもいました。 #ソーシャル広告の本

中の人にソーシャルメディアの本を差し上げようの会

さっき、森田アルミ工業さんのTwitterアカウントで、先月出した書籍をご紹介いただいて、もう思いつき瞬発発信です。

企業や自治体でTwitter・Instagram・Facebookを運用されているご担当者様に、この書籍あげます。

企業公式アカウントからTwitterかInstagramのDMで
・お送り先
・ご担当者名
・お電話番号(お送りする際記載の必要があります)

をご記載してDMをお送りください。

※たいへん申し訳ないですが、個人アカウントからご記載頂いてもスルーします。お送り先はお勤め先をご記入ください。

Twitter→ https://twitter.com/onikohshi
Instagram→ https://www.instagram.com/onikohshi/

あ、5万社とか頂いたら破産しますので、一旦先着50社様にさせていただきます。

 

森アルさん、ほんとうにありがとう。いらないかもしれませんが、もう1冊送ります。

Facebookがアルゴリズムを変更すると発表した件で、今、企業のソーシャルメディア担当者に言いたいこと

フェイスブックのニュースフィードの仕組みが変わった? 2018

 

先日、ネット界隈をこんなニュースが賑わしていました。

1月15日の情報です。

 

こんな考察記事もありました。

 

各所で例によって「Facebookは終わった」論が展開されていますが、僕はこの段階では「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」としか言えんやろ、と思ってます。

そもそも、企業が発信した情報がユーザーに届きにくくなったのは、きのう今日のことではありません。いつもFacebookページで情報を発信している方なら周知の事実です。2年ほど前からその傾向は強くなっており、今や企業のFacebookページを活用するのに広告を併用することは必須となっています。

 

今回の発表によって、企業が発信した情報がどれほど届きにくくなるのかは、誰かがまた調べてくれると思います。そもそも既にアルゴリズムが変更されていたものが新たに発表されたのか、本当に従来より情報が届きにくくなるのか。それは今後、言葉より事実が証明してくれます。

 

今後の動きとして考えられるパターンはそう多くなくて、

1.企業からの情報はオーガニックでも広告を活用しても何をしてもリーチがでなくなる。

→ こうなると「Facebook終わった論」どおりです。

2.企業からの情報はオーガニックではリーチしないが、広告を使ったケースでは従来より効果が高くなる。

→広告を活用している企業を今までより優遇するというケースです。

3.今回の発表前に既にアルゴリズムは変更されており、今までどおり企業が発信した情報はオーガニックでリーチさせることが難しい。

→運用のポイントはこれまでどおりです。

 

1ならもうあまりFacebookには労力をかけず、既存のFacebookページにはTwitterやInstagramなど他のメディアから情報を流し込むのみで良いでしょう。

2なら、発信した情報を広告として配信し、他の企業に先んじてガンガン投稿をリーチさせると良いでしょう。

3なら、今までどおり広告とコミュニケーションと検証によって効果向上を図りましょう。

 

まあ、いろいろありますが、Facebookはなんといっても世界最大のSNSです。東南アジアではFacebookのIDが無いとネットにも接続できないエリアなどもあるそうです(江尻さんが言ってた)。そうそう簡単に「終わる」ことはないはずです。

少なくとも1ヶ月程度状況を確認しながら、Facebookの運用に人員・金銭的なウェイトを割くべきか検証しましょう。やるかやらないか、判断するのはそれからでも全然遅くありません。いまジタバタする必要はありません。

 

それではまた。

 

 

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