阪神タイガース藤川球児の復活をTwitter民はどう見たか、まとめ

2016年5月18日。阪神タイガースの藤川球児がメジャーリーグから日本球界復帰後初めてクローザーとして甲子園のマウンドに立ちました。

 

藤川球児投手は、勝っている試合で最後を締める「クローザー」を勤めていました。150kmを超える「バッターがまっすぐとわかっていても打てない」ストレートを武器に阪神タイガースの守護神として活躍。2012年のシーズンを最後に阪神タイガースを離れ、渡米しました。

2016年、アメリカから戻り阪神タイガースに復帰しましたが、以前のような「クローザー」ではなく試合の最初に投げる先発投手(スターター)として試合に出場していました。

 

しかし、スターターとしては開幕から成績は奮わず「藤川球児はもう終わったのではないか」と噂されていたところ、5月18日、以前と同じ「クローザー」としてマウンドに立ちました。全盛期と比較するとややスピードは落ちたものの全球ストレート勝負。見事3人で打者を打ち取り、甲子園を沸かせたのです。

 

と、とても感動的な1場面だったわけですが、この時ソーシャルメディアではどんな言及があったのかを見てみましょう。
藤川球児 復活ツイッター
登場と当時に言及数も跳ねあがっています。

 

21:05 速報サイトに「ブルペン準備中」と表示されます。

 

ブルペンが見えない現地甲子園球場より先に、Twitterがざわつき出します。そして。

21:07ついに

 

阪神ファンにとってはおなじみ、LINDBERGの「every little things every precious things」を登場曲に、藤川球児登場。

みんな大騒ぎ。

 

そして全球ストレート。三者凡退。見事阪神が勝利しました。

 

みんな泣いてます。この流れを受けて公式アカウントも。

球児の登場シーンを投稿します。いや、もうこうなったらお祭りですな。無事藤川球児は4年ぶりに日本球界でセーブポイントを獲得しました。

 

ファンの心を動かすその瞬間。昔は球場で見ていれば周りのお客さんと、テレビで見ていれば家族と、その感動を共有するのみでした。

今はネットがあります。ソーシャルがあります。ファンはソーシャルメディアで顔も知らない「同志」と感動を分かち合っています。そこにオフィシャルアカウントから、ならではの画像や動画を提供することによって、ファンとファンだけでなく、チームとファンの絆も太く強くすることができます。

 

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを使い、ファンの感情を良い意味で利用しながら、各球団「10人目の野手」を育成していただきたいものですね。

 

田村でした。

 

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バファローズポンタこそがマスコットキャラの鏡であることをTwitterで証明している

Pontaカード持ってますか?僕、持ってたんですけど駒沢女子大学から稲城駅に行くバスの中で落としてしまいました。再発行せな。

で、このPontaくん。なぜかこの春から

オリックスバファローズを応援しています。


かわいい。

 

さて、ポンタも応援しているオリックスバファローズ。今年の調子はどんな感じでしょうか。ここで2016年5月17日現在のパ・リーグ順位表を見てみましょう。
パ・リーグ順位表2016

う、うむ。5位か。。だいぶ厳しい。。

 

ポンタががんばって応援しても。

 

まける。

 

まける。

 

おうえんしても

 

まける。ペラペラやないか。

 

今日こそ!勝ったら風船をあげよう!

 

まけた。しなしなやないか。

 

きょうこそ!

 

またまけた!

 

きょうはぜったい!

 

ぽとり。。

 

 

でも勝ったら!

ごきげん♪

 

でもたまに。
バファローズポン太 間違い
いやポン太くん、2-5で負けてるよーー。。。

 

間違えに気づいたポン太くん。

 

一般のアカウントがやらかすと、えらい事態になるミス。しかし、ここについてるコメントが泣けます。

やさしい世界。日頃からコミュニケーションを取っていると、いざというときフォロワーさんがかばってくれます。

 

このバファローズPontaくん。いまやネット上では大人気。
・ファンの気持ちをひねりなくストレートに代弁していること
・とりあえずかわいい
・すごい数の画像を準備している
このへんが人気の秘訣ですね。

 

特に画像については、すべての試合に「勝ちバージョン」と「負けバージョン」が用意されているようです。オリックスファンのみならず、すべての野球ファンは勝っても負けてもPontaくんのつぶやきを楽しみにしているのです。

これ、スポーツチームであればどこでもすぐにマネできますね。画像を用意するのは大変ですが、気ぐるみなんかがあればそれで写真を撮って同じようにできますね。

ちなみにポン太くん、へそを触るのがクセのようです。

たまにおへそがとれちゃう夢を見るようです。

 

さて、今日のPontaくんはどんなんかな。。。。

田村でした。

 

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投稿の質を良くしてもFacebookページの反応が一向に良くならないあなたへ。

まいどです田村です。

Facebookの投稿、ちゃんとファンに届いてますかぁ〜??

 

たとえばこんなFacebookページ。投稿しても投稿しても全然ファンに届かず、反応も1件とか2件。
facebookの投稿がリーチしない
※左のオレンジのグラフがリーチ(閲覧数)、右側がエンゲージ(いいね・コメント)です。
こんなん僕とゆうちゃん(それ誰や)ふたりでいいねしたら、もう一躍トップ投稿になります。母数が少なすぎるのです。

 

こういう状態になると必ず「投稿の質が悪いんじゃないか?」「もっと専門的な投稿を増やせばいいんじゃないか?」というハナシになります。

 

言うときます。断言します。

これ、投稿の質の問題ではありません。この時点で論点が「投稿の質」にある限り、永遠に御社の投稿は多くのファンに届くことはありません。

そもそもFacebookには独自のアルゴリズムがあります。すべてのファンに投稿が届くようにはなっていません。

 

「いいね」をポチーっと押してファンになって、最初の頃はよく見ていたけど、最近あんまり見ないなー。。っていうFacebookページ、あなたにもあるはずです。でも、そのFacebookページを見てみると、ちゃんと毎日投稿してたりします。

これFacebookさんが、「あなたはその企業にあまり興味が無いんだろうなー」と判断しているのです。1年半ほど前にこんな記事書いてます。Facebookのアルゴリズムについてです。時間が経っているので細かい調整は入っているでしょうが、基本は今も変わらないはずです。参考に見てください。

なので、まずは「投稿がおもしろいのかおもしろくないのか」を判断する前に、より多くのファンに投稿を届かせることが必要です。

極論、100人のファンが見て4人がいいねをくれた投稿と、98人のファンが見て6人がいいねしてくれた投稿では、どっちが良いのかなど判断のしようがありません。判断する人が少なすぎるのです。

これが、「1000人が見て40いいね」対「980人が見て60いいね」だと、「お、60いいねの方がええんちゃうん?」と仮説的な判断ができるわけです。

 

では、どうしたら多くの人に投稿を見てもらうことができるのでしょうか?っと。

広告ですね。はい。

広告と聞くと嫌悪感を抱く人が多いのですが、今やFacebookでは広告を利用せずに情報を届けるのは不可能と思ってもらっても良いです。

4〜5年前、日本でFacebookが普及してきた頃は「無料で効果を上げられるWEB媒体」として、さまざまな企業がFacebookページの利用を始めました。当初はそれでもある程度ユーザーに情報を届けることができたのですが、今はもうムリです。

 

ただ、広告といっても何百万・何千万円と使う必要はありません。

こちらある地方のお店のFacebookページのインサイトデータです。通常時は200リーチ程度だったのが
facebook広告をうまく使う

 

広告を数千円使うだけで2000人のファンに情報を届けることができています。エンゲージもすごい。
フェイスブック広告 小さなお店
※左のオレンジのグラフがリーチ、右の青と赤がエンゲージ(いいね・コメント)です。

「えっ、何千円も払うのぉ!?!?」と考えたあなた。折り込みチラシとか、お祭りのお知らせチラシ協賛とか、何万円か払ったりしてません?ネットはダメですか?

 

こちらはある多国籍企業のFacebookページ。サイトに誘導するために広告を展開しているのですが、1クリックあたり10円を切るという、通常のCPC広告と比較すると凄まじい数字を叩き出しています。日本国内だけでの数値です。
facebook広告のCPC広告

 

もちろん、Facebookなどのソーシャルメディアに流す広告は、フィードに流れてくるので受動的に情報を受けるユーザーが多くなります。自分でキーワードを入力し、関連した情報が表示されるAdwordsなどのCPC広告とは同列で比較することはできません。ただ、それにしてもCPC10円を切るのはすごい。

 

なんかちょっとハナシがそれてきましたので戻します。企業がFacebookで確実にユーザーに情報を届けたいなら、広告の活用は必須です。

テレビでも雑誌でも従来のWEBメディアでも、多くのユーザーが閲覧する場所には広告を使って情報を流しています。いまやソーシャルメディアもその域に到達したということかもしれません。

ただ、明らかに従来のWEB広告とソーシャル広告が違うのは、他のメディアでは「見てクリックさせる」ことが目的なのに対し、ソーシャルメディアの広告はその先に「エンゲージメントを獲得する」という役割があるということです。

 

そのへん踏まえて、「広告ではダメ、日常の運用もめちゃ大事」ということを理解するために、こちらごらんください。

>>広告と運用で絶対に成功してしまうFacebookの運用とは

 

ではまとめます。

広告でしっかりと一定の母数のユーザーに情報を届ける

各投稿に対するエンゲージ(いいね・コメント・クリックなど)の数を比較する

それができたら初めて「質」について議論できる

 

これです。よろしくどうぞ。

 

田村でした。

 

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