ある企業のTwitterアカウントを半日お預りした結果をTwitterアナリティクスでご覧ください


某企業のツイッターをある平日の午後だけ運用代行したらこうなった

 

ある梅雨入り前のランチタイム。

 

某企業の広報担当さん「いやー、なっかなかソーシャルって難しいですよねーー」

田村「そーんなことないっすよ。御社ぐらいの知名度があったら、かんったん!ですよー」

担当さん「んーー、でも田村さんコレみてくださいーー(スマホで自社のアカウント見せる)」

田村「あー、なるほど。大丈夫、ぜんっぜん大丈夫ですこれ。すぐガーンいけます。(効果がすぐに出せるということを擬音で表現)」

担当さん「まじすか。ど、どうしたら。。。とか聞いてもいいんですかね。」

田村「そうですねー。条件さえ整ったら速攻いけるんですけど。。。あ、これ、それぞれのソーシャルメディアのアカウントについて◯◯さん(担当さんのお名前)はどれぐらい権限お持ちなんですか?」

担当さん「あ、基本好きにやっていいって言われてます。逆にそれで結果が出せないのが肩身せまくて。。」

 

なるほどなー、なんとかしてあげたい。。。。(こころのこえ)

田村「Facebookの広告って打てます?」

担当さん「いまもちょっと打ってるんですが、増額するとなると予算も回さないといけないのでそこはちょっとわかんないです。」

田村「なるほど。んじゃインスタ映えする画像を今日用意してほしい!って言ってもムリですよねぇ。。」

担当さん「んー、PCのファイル探せばいいのあるかもしれないですけど。。」

田村「んじゃ、ツイッター。アカウント今日午後だけ僕に預からせてもらうことってできますか?」

担当さん「あ、それ、別にできますけど、代行のお金出せませんけど??」

田村「そりゃ今日の今日でムリっすよね。その代わり◯◯を◯◯させてもらうことは可能っすか?」

担当「それなら全然おっけーっす!!あ、万一炎上とかしても、私が責任持ちますので!」

田村「ありがたいです。でも、100%炎上なんかしませんからそこはご心配なく!ただ、僕がやってる数時間のあいだに御社にどえらい不祥事とかが起こったら燃えますが、それは僕のせいじゃないですからね!なんとかしますけど。」

担当「えええええ。。。」

田村「っしゃ!んじゃすいません。パスワード教えてもらってもいいですか??」

 

ということで、半日こちらの企業さんのTwitterアカウントを預からせて頂くことになりました。

預かったアカウントのスペックを公開できる範囲で書くとこんな感じです。

業種:メディア
フォロワー:5,000人台

 

結果、こちらTwiiterAnalyticsの画面キャプチャでご覧ください。

 


当日のインプレッション103,754
※当日含む直近28日間の平均1日インプレッションは5,538

 


当日のリンクのクリック数269
※同16

 


当日のリツイート数150
※同6

 


当日のいいね数134
※同6

 

と半日バブルになりました。

 

ここでCPACV教の信徒さんたちは「で、CVはいくつだったの?」とか言い出しそうですが、僕は知りません。僕はソーシャルメディアのオーガニック運用(広告は別)はインプレッションとエンゲージメントが全てだと思っているのでそこまで見ていません。

 

ただCPACV教の信徒さんたちのためにひとつ。「リンクのクリック数」を見て頂ければいかがでしょう。

この半日で269です。

CPC150円(やすっ)と考えたら
¥40,350
ですね。

これを平日週5日、1ヶ月を4週間と考えて20かけると
¥807,000
になりますね。

CPC150円換算でこれです。200円換算なら¥1,076,000円。300円換算なら¥1,614,000です。単純計算です。他のアカウントでまったく同じ結果が出せるとかは保証できませんが、結果としてです。

まあ、僕の場合は職業として複数企業の「中の人」をやっていますので、これ全然特別なことではないのです。まあ言ったら美容師さんが「わたし髪切るのうまいでしょー」って言ってるみたいな、いやそれアンタの仕事やんみたいな、そんな感じです。

ただ、コツコツコツコツ修行が必要な美容師さんの技術とは違って、ある程度の条件を満たしているアカウントなら、ちょっとコツをつかめば誰でもできます。

 

すぐにでも効果を出せるTwitterアカウントの条件とは

しかしさすがに、すべてどんなアカウントでも同じような効果が出せるとは言えません。いますぐ、今日にでも効果を上げられる条件をまとめてみました。

 

1.ある程度の知名度があること

「ある程度ってどの程度?」っていうのが難しいところではありますが、感覚的には「ネイルサロン行ったことある人だったら一度はあのメーカーの◯◯を見たことがある」とか「学生時代サッカーやってたんだったら◯◯って会社聞いたことあるんじゃない?」とか、そのぐらいの感じです。

まったく無名の個人アカウントや元々露出の少ない企業さんのアカウントだと、オーガニック投稿だけでは難しいです。それを補うための広告展開なども併せて実施する必要があります。

 

2.ある程度のフォロワーが既にいること

これも「ある程度ってどの程度?」なのですが、数で言うと「数千人」というところになります。数年前にアカウントを作って、サイトの更新情報やニュースリリースなどを月に数回投稿しているうちにちょっとずつフォロワーが増えて数千人になったというパターンです。

これもある程度の知名度のなせるワザですね。無名の企業が月に数回ニュースリリースを発信したぐらいでは、千人単位でフォロワーを獲得することはムリです。

 

3.担当者が運用権限をほぼ全権任せてもらっていること

月次で投稿コンテンツミーティングをして

「7月5日 10:00の投稿文は。。。。で、だいじょうぶですか?」

「いや、もうちょっとくだけた表現の方がいいんじゃない?」

「んじゃ語尾を少し若者ふうに。。。」

「でもこないだそんな感じでやったら部長がえらい怒ってましたよ。」

「んん、じゃあこのままでいくか。。。」

「では次、12:00の投稿文は。。。」


とかやってるアカウントは絶対ムリです。

 

「ウチはこれにあてはまらないからダメだ。。」と思ったあなた。「知名度」や「フォロワー数」は広告で補わなければいけませんが、全然諦める必要はありません。

 

というわけで、お困りの企業さんもしよかったらご連絡ください。それと、「自分もこんなんできるようになりたい!」と思ってる若い人いたら言ってください。よかったらいろいろ一緒にやりましょう。

 

「でも、いちど自分でがんばってみたい!」と思ったあなた。このへんの記事読んでやってみてください。このとおりにやったら絶対できますので。

ソーシャルメディアコミュニケーションとは

Twitterのインプレッションは、◯◯すれば上がる! よりツイートを見てもらう鍵の○○とは

 

 

田村でした。

 

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