企業の中の人的なソーシャルメディア運用がもたらした超個人的な体験からその価値を考える。


1.2018年のお正月、岐阜の温泉に行きました。豪華おせちを食べて満腹になったところで露天風呂に入ることにしました。脱衣所にコレがありました。


その時の僕のアタマの中
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なにこのかっちょええ体重計。。。「あっ、タニタって書いてある!タニタさんのや!こんなところまで進出したはる!!」

 

いつもこんな感じのツイートを見てるだけです。

 

2.温泉から自宅に戻ってきました。自宅のポストには年賀状が入ってました。その中から阪南市の知人からのものがありました。

その時の僕のアタマの中
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あれ、阪南って言うたら森アルさんの会社があるとこと違ったっけ?

 

3.2月になってプロ野球のキャンプが始まりました。僕の好きなあのチームでも新戦力やベテランがユニフォームを着てグランドに出ている姿がテレビやネットニュースで流れるようになりました。

その時の僕のアタマの中
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ラブラボさんの会社ぬくぬくの沖縄やったなぁ。。いいなぁ。


えっ、寒いんや!

関連する言葉や写真やモノを見ると、ある企業が連想される。これ、すごいことじゃないでしょうか。企業側がなんらかの仕掛けをすることによって、消費者の脳内に企業名を刷り込ませる。コレって昔々はテレビCMとかバンバン流すしか方法は無かったと思うのです。

「やめられないとまらない」「関西電気保安協会」は全員テレビで見た記憶しか浮かんでこないはずです。

怒られるかもしれませんが、「森田アルミ工業」さんという企業名は、僕がTwitterやってなかったら未だに知らないはずです、たぶん。

 

ただ、ちょっと前までは「だからソーシャルメディアでどんどん露出して認知度をあげましょう!」というところまでにとどまっていました。そして認知度を上げることに価値を感じる企業さんだけが、安価に目的を達成できる手段として、積極的にソーシャルメディア運用に取り組んでいました。

逆に「いや、せっかくソーシャルやるんやったら売れないと意味ないっしょ」という企業さんは、あまり積極的にTwitterやFacebookに取り組むことはありませんでした。

 

ところが最近「ソーシャルメディアで露出を増やすと売上げも連動して上昇する」ということが、少しずつわかってきました。

その一端がこちらに書いてますので、ご興味あれば見ておいてください。

>>本当のインフルエンサーとは、自分の投稿をリツイートしてくれる人|ビッグデータを扱うjigen_1さんの語るTwitterオーガニック論とは?

 

今僕が書いてるこの記事も、上に載せたリンク先の記事も、基本「Twitter」が話題の中心となっています。では他のソーシャルメディアでは効果が無いのかといえば、まったくそうではありません。

日本のTwitterユーザーは現在2800万人。確かにボリュームとしては大きいですが、それでもまだまだTwitterをやっていない日本人は何千万人と存在します。やっていないユーザーには情報が届きません。

ソーシャルメディアというくくりで言うと、InstagramやFacebook。あとBtoBビジネスを展開していたり海外のユーザーと交流したいならLinkedInや、ビジュアル訴求を深めたいならPinterestなど、露出できるメディアは無数に存在します。ある企業のインスタアカウントでキレイな画像や動画をいつも見ているという状態なら、同じことが充分起こり得ます。

各メディア上でユーザーと接触する頻度を上げておくと、温泉地で僕がタニタさんのことを思い出したように、日常生活のいたるところで企業や商品のことを思い出してくれるようになるのです。そしてそれが売上に結びつくということが発生するのです。

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最近、セミナーや講演会で強調して伝えているのは

「ソーシャルメディアをやるべきか否か」を検討するのではなく「ソーシャルメディアで何をするべきか」を考える段階に入っていることを理解してください。

ということです。

 

この記事で紹介したようなアカウントのTwitter運用もいいですし、ここまでしっかり運用できないという状況ならそれなりの運用方法もあります。また、今やTwitterもFacebookもただ人員だけを充てて運用するだけでは影響力を持つことは難しく、広告を併用することも必要です。

バランスを考え、効果を検証し、いかにソーシャルメディアでいかに存在感を示すことができるのかを考え、ソーシャルメディアの運用に取り組んでみてください。

 

あ、中の人のみなさん。本当にありがとうございます。みなさん広告も使ってみてくださいね。

田村でした。

 

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