この7月、のちに「平成30年7月豪雨」と命名された大規模な水害が発生しました。発生当初はマスメディアのニュースや主要なネットのニュースサイトでも連日災害に関する情報を見ることができました。しかし2ヶ月経ったいま、東京に住んでいる私には被害を受けた各地の復興状況などの情報はほとんど入ってきません。
検索をすれば地元ニュースサイトなどの情報はヒットするのですが、こちらから取りにいかなければ知ることができない情報が多いことに驚かされます。
当時、主に被害が報道されていたのは岡山県であったり、広島での野球の試合が中止になったりという状況でした。現地の外に住んでいる人はそれらの情報を見て、なんとなくざっくりと「広島や岡山の付近が大きな被害にあった」というイメージを持っています。
そして、勝手に「いま広島とか岡山に行っても交通とか不便そう。食材も入手しにくかったりするんじゃなかろうか。」と思っています。そして、行くのをなんとなくやめて違う地方に行くことにしたりしています。
しかし、実際の現地の状況はというと、確かに甚大な被害を被りいまも懸命に復旧作業を継続されている場所もある一方で、被害は極めて小さく災害前と何ら変わらず生活できているエリアもあります。外部の人が遊びに行っても以前と変わらず楽しめるエリアが多くあるのです。
岡山県倉敷市の美観地区もそんな地域のひとつだそうです。
倉敷美観地区とは(wikipediaより)
江戸時代初期の寛永19年(1642年)、江戸幕府の天領に定められた際に倉敷代官所が当地区に設けられ、以来備中国南部の物資の集散地として発展した歴史を持つ。倉敷川の畔から鶴形山南側の街道一帯に白壁なまこ壁の屋敷や蔵が並び、天領時代の町並みをよく残している。1969年に倉敷市の条例に基づき美観地区に定められ、1979年(昭和54年)に県内2件目の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
江戸時代から明治・大正・昭和初期に建てられたの建築物が現存、四季ごとにお祭りなども催され、観光地としても人気のエリアです。
この人気エリアにも、「風評被害」と呼ぶには少し異なる、報道されないことによる訪問客の減少が目立っているようです。
「倉敷はだいじょうぶですよー」と言いたくてもエリア外の人には伝えることが難しい。それこそ大阪や名古屋や東京にいる人は「倉敷が大丈夫」などという情報は、普通に暮らしているとほぼ入ってきません。
そーこーで!ソーシャルメディアです。マスメディアに頼らなくてもその手にあるスマートフォンから、日本全国のみならず世界へも「倉敷は大丈夫ですよー」と発信することができます。
ということで先日、kakeruの三川編集長と、同じくkakeruの鵜ノ澤さんが現地に飛んで、現地でご協力頂ける方を集ってこんな試みを行いました。
くらしきフォトウォーキング
★実施された内容
【第1部】 SNSで情報発信するメリットとコツ・イベントハッシュタグの投票
【第2部】 写真の撮り方講座
【第3部】 美観地区フォトウォーク
【第4部】 スマホアプリVSCOのお手軽編集講座
座学あり実技ありのもりだくさん。
フォトウォークで撮影された画像は、ハッシュタグ「#くらしきすたぐらむ」をつけてTwitterやInstagramに公開されています。
ほら、全然倉敷はだいじょうぶ笑
関西に住んでたときにいつも思っていたのですが、東京の情報は地方にいてもある程度入ってきます。京都でテレビを見ているのに「ちょうど今、六本木では雨がふってきました。。」とか言われてもどうしようも無いのになー、とか。
しかし逆、地方の情報をこれまでの枠組みの中で全国に伝えることは難しいのが現状です。
岡山の水害のあとも、北海道の地震・関西の台風被害と、今年は例年より災害が発生する頻度が高くなっています。でも、正しい状況を発信しないまま人の動きまで鈍くなると、いわゆる二次災害、影響は大きくなるばかりです。
そのエリアで生活しているとあたりまえの状況も、離れた場所にはまったく伝わっていません。特に地方自治体や地方でビジネスを展開されている方は、「ソーシャルメディアはよくわからないから」と避けるのではなく、むしろソーシャルメディアを有効に活用して実態を正確に発信してください。
kakeruの女子たちに相談すると、いーい感じにしてくれますよ。
>>西日本豪雨後に倉敷市民と一緒にフォトウォークをやってみた #くらしきすたぐらむ
最近、私が講演やセミナーなどでみなさんにお話しするとき、最後に必ず伝えることがあります。ご出席いただいた方はご記憶があるのではないでしょうか。
—
もはや「ソーシャルメディアをやるべきか否か」ではなく「ソーシャルメディアで何をやるべきか」を考える時代です。企業であろうが個人事業主であろうが、そして地方自治体であろうがそれは変わりません。
—
情報が正確に届いていないことによる地域外のひとたちのあらぬ誤解、いや「勘違い」をソーシャルメディアを使って払拭です。岡山も広島も、関西も北海道も、そして東北も熊本も、もっともっともっとできることはあるのではないでしょうか。
田村でした。
「Pinterestを使わない意味がわからない」というのをもうちょっと細かいところまで書きたいので書く。
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritaka本日のセミナー最終盤でこんなスライドを使いました。
伝えたメッセージは「企業がPinterestを使わない理由がわからない」です。ほんの数分触れただけでしたので、しっかり伝えたくまとめてみました。
Pinterestというと、一般的には「主に若い女性が利用している画像のSNS」という認識が強いようです。PinterestがSNSなのか?という議論は置いておき、Pinterest関連で発信されている内容は女性を中心としたおしゃれ感を前面に出した切り口のものが多いように感じます。
現状ではコスメやアパレルなどの女性向け商品以外で、ビジネスシーンで利用されることをイメージされることはほとんど無いようです。
ただ、私はまったく異なる視点でこのメディアを見ています。結論から言うと、すべての企業が活用するべきツールであると思っています。理由を書きます。
1.他のSNSと異なりアカウントのパワーにこだわる必要がない。
TwitterやInstagramのようにフォロワー数の大小やエンゲージメント率は、私が考える「Pinterstの効果」に対してほとんど影響がありません。極論、アカウントを開設したその日から一定の「効果」を得ることも可能です。
2.では「効果」とは?
Pinterestを企業が活用するメリットは、私は「サイトや他のSNSへの誘導路」になり得ることであると考えています。具体的に言います。
ある画像をあなたが閲覧していたとします。画面を下にスクロールすると、Pinterest内に存在する「今見ている画像と似ている画像」をアルゴリズムで抽出してあなたに勧めてくれます。
その中の一つの画像をクリックして拡大表示します。発信者がその画像の中にリンクを仕込んでおくと、指定したサイトへ遷移します。仕込んでおくのはサイトに限らずInstagramなど他のSNSでも構いません。
※こちらのPinterest投稿。画像をクリックするとInstagramに遷移します。
3.運用の手間がかからない
私がTwitterアカウントの運用をクライアント様にサポートする際、「1日10投稿」「エゴサーチ」「リプライ対応」「トレンドにあったタイムリーなツイート」などの動きを日々していただく必要があると伝えています。手間をかける必要があるのです。ここで「人員が足りない」「時間が無い」などの問題が発生します。
Pinterestでは一切その必要はありません。アカウントを作成したらサイト内の画像をUPし、簡単に画像の内容をテキストで説明し、遷移先のリンクを貼っておけばあとはほったらかしで大丈夫です。Instagramを運用されている企業なら、Instagramに画像をUPしたあと、その画像のリンクを転載すればいいだけです。
メリットしかありません。これが本日私が「Pinterestを使わない意味がわからない」と伝えた理由です。
あえてデメリットを探してみます。日本でのPinterestのユーザー数は公表されていませんが、他のメディアと比較すると数百万人ではないかと推定されます。Twitterの4500万人、Instagramの2900万人と比較するとその影響力は極めて小さいものです。Pinterestを始めたからといって莫大なアクセスがサイトに流れ込むわけではありません。
日本でメディアの影響力が拡大するプロセスには一定の「型」があります。典型的なものは
step1 一般のユーザーが増加する
↓
step2 それを見た企業がメディアの規模感と影響を期待してアカウントの運用を始める
↓
step3 広告メニューが展開され、一般ユーザーと企業が共存する状態になる
TwitterもFacebookも、Instagramももれなくこのステップで影響力を拡大してきました。
しかし、Pinterestの特性を踏まえると、新たなパターンのユーザー数拡大stepを見ることができるのではないかと考えています。あくまで私の想像なのですが
step1 企業が大量にコンテンツをPinterestに投下する
↓
step2 Pinterest内の総画像数が日々更新されるため、一般ユーザーの利用頻度が向上する
↓
step3 一般ユーザーのメリットと企業とのメリットが合致し、ユーザー数が増加する
まず企業から拡大する、というパターンもあり得るのではないか、と思うのです。うまく転がると「企業・ユーザー・Pinterest社」全員が嬉しい三方よしメディアになるポテンシャルを秘めているのではないかと、私は考えています。
私の(妄想に近い)仮説にすぎません。いずれにしても確実にお伝えできるのは「企業にとってデメリットが無いメディアを利用しない理由はない」という一点です。
手間はかかりません。たちまち大きな効果が出るわけでもありませんが、デメリットはなく炎上もありません。もしあなたが企業のメディア担当なら、まずはアカウントを取得してInstagramの投稿を転載してみてください。
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雇用したアルバイトのソーシャルメディア投稿による炎上を防ぐことはできるのか
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritaka某レンタルDVDチェーンのアルバイトさんのツイートがキッカケとなり、本部が謝罪メッセージを公表するという事態が発生しています。
>>店舗アルバイトスタッフによる個人情報に関する投稿について
自身の考えと異なるお客様による店内での言動をとらえ、そのお客様の「個人情報を扱える立場におり、公開することもできる」と発信(半ば脅迫)したことが炎上を招きました。
従業員の発信による炎上というパターンのトラブルは忘れた頃に大きいのがやってきます。以前も製薬会社の社員が自社の商品を持ち出し悪用していたことを匿名で投稿していたケースや、コンビニや飲食店のアルバイト社員が衛生的に問題のある画像を投稿していたケースなど、匿名(すべてのちに特定されるのですが)の従業員による投稿が発端となる炎上が発生しています。
いまは以前と比べてソーシャルメディアリテラシーも向上していますが、まだまだ気を抜くとダメですね。
アルバイトさんを雇用する側から見ると、今はもはや全員がスマホを持っており、かつ、全員がなんらかのSNSをやっていると考えて対処する必要があります。どんな形態であれ「誰かを雇う」という立場であれば、従業員によるSNS炎上はすべての雇用主が持つリスクであると言えます。
交通事故のようなもので、すべての炎上を100%発生しないようにすることは非常に難しいですが、その発生確率を低下させることはできます。
私が
・アルバイトを雇っている、もしくはアルバイトを雇う可能性がある
・一般のお客様を対象としているお仕事である
・多店舗展開している
という条件が揃っているクライアント様に必ず伝えていることを書いておきます。
1.「ソーシャル禁止」は禁止!
いまどき、ソーシャルメディアを禁止しても絶対にやります。言ってもムダです。
2.アルバイト社員はTwitterなどのアカウントを持っていることを前提に、絶対にやってはいけないことを明確に箇条書きで提示してください。
・お客様の容姿や言動に対する発言
※お客様のことを悪く言うことは当然ダメですが、良く言うことも控えてください。「そんなところまで見ているのか!? きもちわるっ!」と炎上のキッカケとなるケースもあります。お客様と一緒に写った画像等をUPする際には、必ずその旨を伝えてからにしてください。
・公開前情報の言及
・従業員であるかお客様であるかを問わず、電話番号や住所をはじめてとした個人情報を言及すること
このあたりを抑えておけば、大半のトラブルは避けることができます。
3.上記に抵触した場合、事業そのものに影響を及ぼすケースもあるが、何よりも本人が多大なダメージを被ることを伝えておく。
今やソーシャルメディアで炎上した人物は発覚後数時間で特定されます。実名はもちろん、通っている学校・電話番号・住所・内定した企業名・家族構成など、ありとあらゆる情報が短時間で明らかにされてネットで公開されます。
事例を集めて雇用時に示しておき、アルバイトさん本人にリスクを認識してもらうことが効果的です。「解雇する」「損害賠償を請求する」と脅すのではなく、本人に発生するデメリットとして事実を示すことです。
※追記 炎上事例を定期的に共有する
2019年、2月になってチェーン店アルバイト従業員の炎上が相次いでいます。ここで「何をしたら炎上するのか」を、実際のサンプルを使ってメンバーに共有してください。周知しておくだけで一定の抑止力があります(100%は無理なんですけどね。。)。ここ最近の傾向としては、
が多いようです。
また、こちらのアカウントでは直近の炎上事例をまとめてくれています。こちら見ておくだけでも効果がありますね。
炎上はソーシャルメディアの負の側面ですが、現場にいると報道されているイメージほど頻繁に発生するものでもありません。企業アカウントの運用だけでなく、従業員のソーシャルメディア運用にも正しく対応して、不要なトラブルは避けるようにしましょう。
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地方自治体がもっと積極的にInstagramやTwitterでアピールするべき理由がここにございますはい。
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritakaこの7月、のちに「平成30年7月豪雨」と命名された大規模な水害が発生しました。発生当初はマスメディアのニュースや主要なネットのニュースサイトでも連日災害に関する情報を見ることができました。しかし2ヶ月経ったいま、東京に住んでいる私には被害を受けた各地の復興状況などの情報はほとんど入ってきません。
検索をすれば地元ニュースサイトなどの情報はヒットするのですが、こちらから取りにいかなければ知ることができない情報が多いことに驚かされます。
当時、主に被害が報道されていたのは岡山県であったり、広島での野球の試合が中止になったりという状況でした。現地の外に住んでいる人はそれらの情報を見て、なんとなくざっくりと「広島や岡山の付近が大きな被害にあった」というイメージを持っています。
そして、勝手に「いま広島とか岡山に行っても交通とか不便そう。食材も入手しにくかったりするんじゃなかろうか。」と思っています。そして、行くのをなんとなくやめて違う地方に行くことにしたりしています。
しかし、実際の現地の状況はというと、確かに甚大な被害を被りいまも懸命に復旧作業を継続されている場所もある一方で、被害は極めて小さく災害前と何ら変わらず生活できているエリアもあります。外部の人が遊びに行っても以前と変わらず楽しめるエリアが多くあるのです。
岡山県倉敷市の美観地区もそんな地域のひとつだそうです。
倉敷美観地区とは(wikipediaより)
江戸時代初期の寛永19年(1642年)、江戸幕府の天領に定められた際に倉敷代官所が当地区に設けられ、以来備中国南部の物資の集散地として発展した歴史を持つ。倉敷川の畔から鶴形山南側の街道一帯に白壁なまこ壁の屋敷や蔵が並び、天領時代の町並みをよく残している。1969年に倉敷市の条例に基づき美観地区に定められ、1979年(昭和54年)に県内2件目の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
江戸時代から明治・大正・昭和初期に建てられたの建築物が現存、四季ごとにお祭りなども催され、観光地としても人気のエリアです。
この人気エリアにも、「風評被害」と呼ぶには少し異なる、報道されないことによる訪問客の減少が目立っているようです。
「倉敷はだいじょうぶですよー」と言いたくてもエリア外の人には伝えることが難しい。それこそ大阪や名古屋や東京にいる人は「倉敷が大丈夫」などという情報は、普通に暮らしているとほぼ入ってきません。
そーこーで!ソーシャルメディアです。マスメディアに頼らなくてもその手にあるスマートフォンから、日本全国のみならず世界へも「倉敷は大丈夫ですよー」と発信することができます。
ということで先日、kakeruの三川編集長と、同じくkakeruの鵜ノ澤さんが現地に飛んで、現地でご協力頂ける方を集ってこんな試みを行いました。
くらしきフォトウォーキング
★実施された内容
【第1部】 SNSで情報発信するメリットとコツ・イベントハッシュタグの投票
【第2部】 写真の撮り方講座
【第3部】 美観地区フォトウォーク
【第4部】 スマホアプリVSCOのお手軽編集講座
座学あり実技ありのもりだくさん。
フォトウォークで撮影された画像は、ハッシュタグ「#くらしきすたぐらむ」をつけてTwitterやInstagramに公開されています。
ほら、全然倉敷はだいじょうぶ笑
関西に住んでたときにいつも思っていたのですが、東京の情報は地方にいてもある程度入ってきます。京都でテレビを見ているのに「ちょうど今、六本木では雨がふってきました。。」とか言われてもどうしようも無いのになー、とか。
しかし逆、地方の情報をこれまでの枠組みの中で全国に伝えることは難しいのが現状です。
岡山の水害のあとも、北海道の地震・関西の台風被害と、今年は例年より災害が発生する頻度が高くなっています。でも、正しい状況を発信しないまま人の動きまで鈍くなると、いわゆる二次災害、影響は大きくなるばかりです。
そのエリアで生活しているとあたりまえの状況も、離れた場所にはまったく伝わっていません。特に地方自治体や地方でビジネスを展開されている方は、「ソーシャルメディアはよくわからないから」と避けるのではなく、むしろソーシャルメディアを有効に活用して実態を正確に発信してください。
kakeruの女子たちに相談すると、いーい感じにしてくれますよ。
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最近、私が講演やセミナーなどでみなさんにお話しするとき、最後に必ず伝えることがあります。ご出席いただいた方はご記憶があるのではないでしょうか。
—
もはや「ソーシャルメディアをやるべきか否か」ではなく「ソーシャルメディアで何をやるべきか」を考える時代です。企業であろうが個人事業主であろうが、そして地方自治体であろうがそれは変わりません。
—
情報が正確に届いていないことによる地域外のひとたちのあらぬ誤解、いや「勘違い」をソーシャルメディアを使って払拭です。岡山も広島も、関西も北海道も、そして東北も熊本も、もっともっともっとできることはあるのではないでしょうか。
田村でした。
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LinkedInをみんなが使うようになったらいいなーと思う理由。TwitterともFacebookとも違う。
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritaka私の周辺のみなさんが、最近少しずつLinkedInのアカウントを使うようになってきました。
と、こないだLinkedInにボソッと書くと結構コメントとか頂きました笑
LinkedInの中にあるLinkedIn Learningというオンライントレーニングサービスのなかでトレーナーをさせて頂いている、ということも無いわけではないのですが、私があなたにもLinkedInをもっと使ってほしい純粋な理由がいくつかあります。
「Twitterがあるから」「Facebookで十分」とか、そういうことでは無いのです。まったく別物だということを理解して頂くと、メリットを感じてもらえるのではないかと思ってます。
→ちなみに田村が出演させて頂いているLinkedIn Learningのコース一覧はこちら
日本のユーザーがLinkedInに対して、勘違いしてるんじゃないかなーというポイントも踏まえて、その特徴を改めて書いてみます。
◆LinkedInは転職だけに使うサービスではない。
確かに、ヘッドハンターからのメッセージが受信箱に頻繁に飛び込んできたりします。また、確かに企業側からみても転職する本人からみても便利なSNSであることは間違いありません。
ただ、LinkedIn自体、転職を専門に展開しているSNSではないと、私は自分で使っていて感じています。
◆FacebookやTwitterとも全然違う。
結構ごっちゃになっちゃってるのですが、今のユーザーがどういう使い方をしているかは別として、もともとはFacebookやTwitterは個人がプライベートでつながるSNSです。これだけユーザー数が増加してくると、ビジネスツールとして活用されている方もいらっしゃいます。私もそうですが。
しかし、FacebookやTwitterの投稿がすべて企業からの告知やビジネスパーソンからのノウハウ情報だけになることを想像してみてください。沖縄の知人が「夏なのに本土より涼しいよ〜」って言ってたり、知り合いがしょっちゅう野球を見にいってたり、そういうのが一切なく「セミナーやりまーす」「うちの商品買ってください」みたいな投稿だけになると、特にTwitterなんか誰もいなくなるんじゃないでしょうか。
「どうでもいいけどなんか面白い投稿」が溢れているからこそ、一般のユーザーもビジネスユーザーもTwitterやFacebookの中で共存することができるのです。
ビジネスユーザーからすると、いかに嫌がられることなくかつ有効に自身のビジネスをその中に紛れ込ませるかを、常に考えておかなければいけません。
◆LinkedInで、転職のためだけではなく自身のビジネスやスキルを世界に発信する。
そこでLinkedInです。ここには基本、ビジネスユーザーしか存在しません。むしろ、野球を見に行ったとかラーメン食べたとか、FacebookやTwitterでは喜ばれそうな投稿もLinkedInではノイズになります。
投稿する方も見る方も、みんなビジネスの情報を中心にコミュニケーションをとります。「いかに嫌がられることなく。。」など、気にせず告知すれば良いのです。見てる方もあなたのビジネス情報を求めているのです。
少し前の公式発表では、日本国内のLinkedInユーザーは約200万人だったと記憶しています(間違ってたらごめんなさい)。Twitterの4500万人・Facebookの2800万人と比較すると、お世辞にも十分とは言えない規模です。
しかしボリュームが大きくなると、あらゆるユーザーのスキルやビジネスがLinkedInのフィード上に並ぶことになります。私が「ソーシャルメディアの基礎研修やりまーす」と投稿すると、どこからともなく依頼が来る。逆に「ADのクリエイティブ、作ってくれるいい人がいないかなー」と探すと、意外と距離の近い人がクリエィティブ作成のエキスパートだった。みたいなことがより頻繁に発生するはずです。
グローバルで見るとLinkedInのアクティブユーザーは5億人。Twitterの3億2800万人を上回っているのです。日本でももっと多くの人がLinkedInを活用し、オンラインでのビジネスコミュニケーションが活発になればみんながしあわせなのにな、と。
田村でした。
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2018 5月-7月 ソーシャルメディア講演・セミナー 登壇予定 東京
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritaka◆5月22日(水) 16:30-17:30(LIVE配信)
ソーシャルメディアマネジメント研究会でソーシャルメディアの運用術を学ぼう!
SMM研究会でソーシャルメディアの運用術を学ぼう!
ソーシャルメディアマネジメント研究会で毎月やってるLIVE配信です。現地に来ていただくとナマで見ることもできます。今回はNHK「さし旅」(6/2土 20:15)に出演予定、インスタグラファー鵜ノ澤直美さんをお迎えし、SNSに掲載する写真についてのテクニックなど、お話しを伺います。
◆5月23日(水) 10:45-11:30 表参道
自治体マーケティング広報フォーラム2018
【特別開講】SNSに何を投稿すれば良いのかが分かる!SNSを活用したシティプロモーション(宣伝会議 教育講座)
自治体職員様・担当部署の責任者様向けに、これからの自治体とソーシャルメディアについての関わりかた、あるいは実際の運用面ですぐ使える小技などをお伝えします。
>>自治体マーケティング広報フォーラム2018 申込・詳細
◆6月9日(土) 13:00-18:45 小川町・淡路町
6/9 ウェブ解析士会議2018~本質を見極め、全体像から見直すウェブマーケティングのいま~【満員御礼キャンセル待ち受付中です】
一般社団法人ウェブ解析士協会、1年に1回の大きなイベントです。検索エンジンからSNS、ウェブ解析、提案力を向上させるための戦略まで、ウェブマーケティングにおける本質を学び、これからのウェブマーケターに求められるスキルセットを盛りだくさんでお届けします。
田村は「SNS広告の本質」というテーマになっていますが、広告と日常の運用を組み合わせたSNS全般のお話を展開しようと思っています。
5/4現在、300名の定員に達したようですが、キャンセル待ちは受け付けておられるようです。
◆7月26日(木) 10:30-18:00
東洋経済の研修講座 事業変革セミナーシリーズ
「低予算から始められるソーシャルメディア・プロモーション」
ソーシャルメディアの活用に出遅れている!!と感じている企業の部門責任者様・担当者様向けです。まる1日みっちりとソーシャルメディアの基本知識から活用までお伝えします。
特別トークタイムには日本航空株式会社の山名敏雄氏、株式会社ヤッホーブルーイングの松本晶子氏にもご登壇頂きます。現場でのソーシャルメディアとの関わり方をいろいろと根掘り葉掘りお聞きしようと思っています。
ご都合の合うかた、ぜひご参加ください。
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東洋経済の研修講座でソーシャルメディアプロモーションについてお話しします
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritaka企業のソーシャルメディア担当者さまや、関連部署の管理職さま向けに1DAYセミナー「低予算から始められるソーシャルメディアプロモーション」に登壇します。
企業活動の中でどうソーシャルメディアと関わり活用していくべきなのか。ソーシャルメディアの特性をご理解いただいた上で、その活かし方をお伝えする予定です。
午前10:30から午後6:00まで、まるまる1日の開催となります。ソーシャルメディア運用について課題をお持ちの企業様などの研修代わりにご利用頂くのもおすすめです。
当日はゲストとして、実際にソーシャルメディアを活用しておられる企業様より、日本航空株式会社 山名敏雄氏、株式会社ヤッホーブルーイング 松本晶子氏をお迎えし、お話を伺う時間帯も設定して頂きました。
含めて、お伝えするカリキュラムは以下のとおりです。(東洋経済新報社様の告知ページからの引用です。)
1.販促プロモーションの種類とトレンド
ソーシャルメディアは「取り組むべきか取り組まないべきか」を考える時代ではなく「どう取り組むべきか」を考える時代となっています。まずは、メディアを使った販促方法、特にインターネットやスマホなど、ICTを活用した手法について、種類ごとにレクチャーします。単に利用者数や利用時間といった定量的なデータだけではなく、私たちの知らないところで何が起こっているのかを知りましょう。
2.企業はいかにしてソーシャルメディアに取り組むべきか?〜事例と具体的手法〜
ソーシャルメディア運用と言っても、メディアの種類・運用目的・担当者の数などによって、運用スキームは大きく異なります。ソーシャルメディアを使って「売りたい」企業は何をするべきか。「認知度を上げたい」企業は何をするべきか。目的ごとに活用方法を提示します。運用目的によっては少額の広告を併用することも必要です。ここでは、各ソーシャルメディアの特徴を認識し、他社での活用事例を見ながら、貴社ではどのソーシャルメディアをどのように活用するべきかを探っていきましょう。
3.ワークショップ〜自社の取り組みと課題〜
下記テーマについて、グループごとに意見交換し、発表していただきます。
・実際に担当している方からのご意見や要望
・トラブル事例などの課題点
・成功事例やトラブル回避事例などの共有
他の企業の意見も参考にすることで、自社の体制を見直す契機にもなります。
4.【特別トークタイム】「SNSプロモーションと販促の成功・失敗事例 Q&A」
日本航空・ヤッホーブルーイングの担当者が語る!
「SNSプロモーションと販促の成功・失敗事例 Q&A」
SNS戦略で多くのファンを獲得し続けている日本航空株式会社。SNSを活用したプロモーションで多くのファンを虜にしているクラフトビールシェアNO.1の株式会社ヤッホーブルーイング。2社の成功事例などをご紹介します!さらに質問タイムでは、販促やソーシャルメディア運用に関するリアルな疑問も質問可能。少人数ならではの特別トークタイムです。
5.ソーシャルメディアは怖くなどない。炎上などのリスクについて。
実際の事例や体験談を紹介し、ソーシャルメディア上ではどんなトラブルがあるのかを知っていただきます。その上で対処法や予防策を提示し、リスクを最小限に抑えた運用のポイントをお伝えします。各企業で設定している「ソーシャルメディアポリシー」やサイトで公開されている「ソーシャルメディアの取り組みについて」など、方針の公開についても言及します。
日時 2018年7月26日(木) 10:30-18:00
会場 東洋経済新報社 本社セミナールーム(東京都中央区日本橋本石町1-2-1)
受講料 49,950円(税込)
※講師(わたくし!)に直接お申込み頂けると10%の割引もあります!お申込み方法等お伝えしますので、よければお問い合わせフォームよりご連絡ください。
>>お問い合わせフォーム
対象 企業においてSNS運用を検討されている方、企画・マーケティング・各事業部門の販促担当の方など
その他詳細な情報は東洋経済新報社さま告知ページにて。
私が担当するソーシャルメディアの講座以外にも、チームづくり・企画の発想・価格戦略・事業計画の作成・プレゼンテーションなど、企業に役立つ講座を展開されています。この機会にぜひお取り組みいただければ。2講座以上同時受講でお得になるみたいですよ
>>東洋経済の研修講座 事業変革セミナーシリーズ
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ソーシャルメディア関連ニュース 2018年2月19日〜2月25日
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritakaSNSニュースピックアップ 2/19-2/25
ザッカーバーグが支援する米「オンライン個人レッスン」の威力
「オンライン講座の可能性は様々な分野に広がっている。寿司職人の育成も可能だし、デジタル広告の専門家を育てることも可能だ。米国最大の個人指導プラットフォームとして、様々な分野にチャレンジしていきたい」
オンラインで寿司職人に。。スポーツ以外のことは大体できるようになるのか。いや、スポーツもオンラインでトレーニングできるようになるのかも。ただ、いくらツールが充実しても最後は本人がマジメに取り組まないといけませぬ。
ちなみに、私が出てるオンライントレーニングサイトはこちら。ちょっと動きすぎですね。もう少し落ち着いたおっさんになります。
LinkedIn に再注目するパブリッシャーたち:Facebook依存からの脱却
今年に入って早々に発表された、Facebookのアルゴリズム変更に対しての動きです。News UK参加のThe TimesとThe Sunday Timesでは、LinkedInでの情報公開に力を入れていく計画だそうです。
動画広告への対応や、そもそも日本の場合はユーザー数の問題などもありますが、企業のFacebook離れという大きな流れの中でユーザーを獲得することはできるのでしょうか。
混戦のインド「デジタル決済市場」を狙うフェイスブックら
こちらインドの人口ピラミッド。
日本と違って、まさにこれからの国なのです。今後数十年にわたって明らかに市場が拡大する国の中でのシェア争いは熾烈になるわけです。決済手段を抑えれば、カネが動くたびにプラットフォームに利益が落ちるのですから。WeChatが来る前に抑えてまえーーー!って感じですね。
Facebook、新ポリシーでインフルエンサーの締め付け強化:一部パブリッシャーのビジネスモデルも崩壊?
「ああ、インフルエンサーさん。いままでウチのコンテンツをFacebookでシェアしてもらって報酬を払ってたけど、もう効果なくなるみたいだからやめようと思ってるんだよねー」というおはなしです。
ツイッターで流行中の「#ドクターに言われた衝撃的な言葉」が “笑劇的” すぎる! 犬の耳が聞こえない →「無視してますね」など
先週ツイッターで流行った、衝撃的なお医者さんとのやりとり集です。今もまだ新しいネタが追加されていますので見てみてください。エコーに写った赤ちゃんがピースしてたり、飽きません。ツイートの参考になるかも。
#ドクターに言われた衝撃的な言葉 Twitter検索
企業活用でも要注意! Twitterアカウントの乗っ取りの原因と対策まとめ
クライアント様のTwitterアカウントがのっとられて、どえらい目にあったことがあります。女性向けのアカウントにいきなりエロ画像がバンバン上げられました。
幸い、そのアカウントでは、日頃からしっかりとフォロワーさんとのコミュニュケーションがとれていたので、急激にフォロワーさんが減ることはありませんでした。逆に多くのフォロワーさんから「◯◯(企業名)さん、のっとられてます!!!」というリプやDMが送られてきてました。
(思い出すだけで冷や汗が)
ポイントは「パスワードのこまめな変更」と「信頼性の低いアプリは連携しない」ことです。基本の基本ですが、恐ろしい目に合わないようにめんどくさくても対処しておきましょう。
米ツイッター、偽情報拡散する自動プログラム「ボット」禁止へ
要は、いわゆるフェイクニュースを、ソフトウェアを使って複数のアカウントから投稿し、多くのユーザーが言及しているように見せる、という行為に対して制限をかけたということです。
ただこれ、hootsuiteなどの投稿管理ツールとかを私よく使ってるんですが、そこから「いいね」したりするものダメなんでしょうかね。
このニュースを受けて↓
ツイッターが「複数垢からの投稿禁止」に 「バルス祭り」に不安の声
という心配をみなさんが。いやいや、それやったらトレンドに載るようなツイート全部アウトですやん。
Twitterの広報さんもこうおっしゃってます↓
「“バルス”禁止ではない」話題の“Twitter新ルール”のウソ本当、日本の広報に聞いてみた
ということです。遠慮なくバルスやりましょう。
最後にインスタ。
エンドユーザーに訴求する! BtoB企業6社の事例から学ぶ、Instagram活用ポイント
セミナーとかで質疑応答タイムに入ると、必ず「ソーシャルメディアってBtoBの場合も効果があるんでしょうか?」と聞かれます。何を以って「効果」とするかを定義する必要はあるのですが、私の答えはいつも「BもCも一緒です。見てるのは人間ですから。」と答えています。Insta運用は上記の記事を参考にしてください。
いや、Facebookのアルゴリズム変更、発表されてから界隈のざわめきがおさまらない感じです。今週はTwitterのBot制限によるバルス不安もありました。
FacebookもTwitterも、言うまでもなく独立した企業です。
もちろん、これらの情報伝達に優れたプラットフォームを利用することは、今は必須です。しかし、ひとつの企業が母体となっているプラットフォームに依存したプロモーションをしていると、いざルール変更があった時に取り返しがつかないことになります。
自社でコントロールできるコンテンツを軸にしながら、あくまでもソーシャルメディアはそのサテライトであるという認識を持って、各メディアを運用しましょう。
それではまたお会いしましょう。
田村でした。
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ソーシャルメディア関連ニュース 2018年2月12日〜2月18日
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritakaSNSニュースピックアップ 2月12日〜2月18日
仕様変更? それとも不具合? Twitter画像の並び順がランダム化する現象に利用者困惑
あー、先週これありましたねー。TwitterとかFacebookの機能についてよく「きのうまであったあのボタンがありません!」とか「投稿したはずの動画の表示がヘンなんです!」とか、慌てたクライアント様からメッセージが飛んでくることがあります。そんな時、いつも私の回答は「たぶんひと晩寝たら直ってますので、ちょっと見ておきましょう(コピペ)。」です。
FBフィード改変、重要度増す コミュニティマネージャー
これちょっと違うかなと思ってます。Twitterならこのまま書いてるとおりにやればいいんですけど、Facebookの場合はコミュニティマネージャがエンゲージを高める以前に、広告を使って情報そのものをユーザーに届ける必要があります。
✕Facebookのアルゴリズムが変わった→コミュニケーションをより重視する!
◯Facebookのアルゴリズムが変わった→広告でまずファンに情報をリーチさせる→リーチしたことによって発生するコミュニケーションをより密にする
です。
ちょっと話がそれますが、1月に公表されたFacebookのアルゴリズム変更について、各社各メディア過剰に反応しすぎです。いろいろデータとってますが、確かに動画のリーチは以前と比較し目に見えて減少しています。
しかしその他のコンテンツについては、今回のアルゴリズム変更があろうがなかろうが「広告を利用しなければリーチしない」という状況は、2年ほど前からほぼ変わってません。全然今に始まったことではないのです。
じっくり自社の数値を見極めてから対応してください。
そして似たような記事がこちら↓
FB フィード改変を機に、メディア予算を拡大する広告主
Facebookを「見せたい人に見せたいものを見せる場である」と割り切って使うのも、選択肢としてはアリです。どっちにしても企業にとっては、Facebookは広告を併用しなければユーザーにリーチできないメディアなので。
あ、そうそう。広告やるならこの本がとってもいいと思いますんやわ。もんのすごくわしく書いてますし。
バレンタインデー、「チョコ」ツイートは年間最多
2015年から2017年まででTwitter上で「チョコレート」「チョコ」という文字列が含まれているツイートが、バレンタインデーにどう推移したのか。ツイート件数の伸びで言うと2015→2016がだいぶ伸びてますね。さて、今年はどんな感じだったのでしょうか。
24歳以下の若者の「Facebook離れ」が続く一方でユーザー数自体は増加傾向
ツイッターでも言いましたが、ここ何年かずっと「若者のFacebook離れ」って言われてて、そんだけ毎年離れていってるのなら、もう今は10代20代はすっからかんなのかというとそうでもないですよね。
確かに、普段のコミュニケーションツールとして、Instagramを筆頭に若者のメディアが続々と出てきています。ただ、特に若いみなさんちょっと考えてみてくださいね。
Facebookにはオッサンオバハンがいっぱいいる。そして、まだまだ多くの企業やプロジェクトにおいて人材の採用やビジネスパートナーを確定する過程では、オッサンオバハンの裁量権がでかい。持ってる予算もオッサンオバハンの方が比較的でかい。ということは、です。
確率のおはなしです。20歳前後のユーザーが大多数を占めるメディアで自分の能力をアピールするか、40OVERのユーザーも一定数いる場所で自分を出すか。どちらがスケールの大きいお仕事につながりやすいですか?
企業が求める個人の影響力。店員の「インフルエンサー化」で小売業に新たな風
小売だけに限らず、BtoB企業の営業スタッフとかにもぜひやっていただきたい。企業側もある程度の自由度を社員にもたせてぜひ取り組んでいただきたい。「お客様の情報を流さない」「業務上著名人と接触したことを許可なく発信しない」など、数項目の禁止事項だけ決めて取り組める環境を整えればできます。これは早くやったもん勝ちですよ。
ホットリンク、企業が炎上を疑似体験できるプログラム 『1時間だけ炎上防災訓練』を無償提供開始
なんでこんな面白いことをしれっとマジメにプレスリリースできるのかがわからない笑。そして無料。ふだん「炎上ガー」「誹謗中傷ガー」と言ってる企業の担当者や上役のみなさん。これ無料ですよ。デメリット無いんですよ。やらないんだったらあの「ソーシャルやらない理由」はウソだったということになりますね。今度本当の理由を聞きにお伺いします。
Facebook、個人的な投稿を促す新機能「Lists」をリリース
いやー、これやるかなー??ちょっと私自身がこの機能使ってバンバン投稿してる場面が、いまんとこは想像できません。ただ、Facebookが個人ユーザー同士のエンゲージを高めるために、いろいろ動いてることは見えますね。数ヶ月後・数年後、ほんとうにそうなっていくのか、見ておきましょう。
それではまたお会いしましょう。
田村でした。
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ソーシャルメディア関連ニュース 2018年2月5日〜2月11日
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritakaInstagram Facebook Twitter その他ソーシャルメディア関係ニュース 2018 2月
スマホでモーションキャプチャ フェイスブックが開発中
コレができるようになると、簡単にひとの動きをアバターに置き換えられるようになります。既に体にセンサーを付けてモーションキャプチャを記録する技術はあるようなのですが、スマホのカメラだけでできるようになると、いろんな遊び方ができそうですね。
「静岡県庁わかものがかり」ツイッターに開設 大学生らターゲットに情報発信
自治体が若者に向けて情報を発信するツールとして、Twitterを選んだのは良いですね。他の自治体のみなさんも参考にされてはいかがでしょう。
静岡県庁わかものがかりTwitter
Tweets by wakamono_gakari
フェイスブック、休眠ユーザー呼び戻しに躍起-メール攻勢で復帰促す
チリのユーザーの体験談が載ってます。日本でも同じような経験をされた方はいらっしゃるのでしょうか。
Facebook「グループ機能」を試す、ブランドマーケターたち:コミュニティ重視への転換を受け
もう何年も前から「顧客の囲い込み」という完全企業目線的な試みがいたるところで行われています。しかし、実際には囲い込まれたい顧客など存在せず、成功した事例を見たことはありません。クローズなスペースに顧客を呼び込むよりも、オープンな場で接触頻度を高めることを重要視するほうが得策だと思うのですが。
10代のツイッター利用時間1日約85分 全年代で最多、フェイスブックはやや不人気
ジャストシステムさんの「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」。1日の平均利用時間は、
ツイッター>インスタ>フェイスブック
だそうです。10代のユーザーは1日85分もツイッターしてるそうです。
Twitter利用者の4割以上が、アンケート投稿に回答
こちらもジャストシステムさんの「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」から。「アンケート投稿」を見て回答したユーザーは4割以上といいますが、これを多いと見るのか少ないと見るのか。
Instagramがストーリーズでのリグラム機能をテスト中…
24時間で見られなくなる「ストーリーズ」でのリグラム機能。実装されるのか、どんな表示になるのか。そして、また見るべき指標が増えてしまうのか。
ブラジル大手紙、フェイスブックへの記事配信中止
企業やメディアのFacebook離れという流れはもはや止められないのか。。
Twitterにオリンピック応援絵文字 「#JPN」で日本国旗など
最後は絵文字ハッシュタグ。おもろいのでついついやってしまいますなこれは。がんばれ日本。
それではまたお会いしましょう。
田村でした。
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企業の中の人的なソーシャルメディア運用がもたらした超個人的な体験からその価値を考える。
/カテゴリ: ソーシャルメディア /作成者: tamuranoritaka1.2018年のお正月、岐阜の温泉に行きました。豪華おせちを食べて満腹になったところで露天風呂に入ることにしました。脱衣所にコレがありました。
その時の僕のアタマの中
↓↓↓
なにこのかっちょええ体重計。。。「あっ、タニタって書いてある!タニタさんのや!こんなところまで進出したはる!!」
いつもこんな感じのツイートを見てるだけです。
2.温泉から自宅に戻ってきました。自宅のポストには年賀状が入ってました。その中から阪南市の知人からのものがありました。
その時の僕のアタマの中
↓↓↓
あれ、阪南って言うたら森アルさんの会社があるとこと違ったっけ?
3.2月になってプロ野球のキャンプが始まりました。僕の好きなあのチームでも新戦力やベテランがユニフォームを着てグランドに出ている姿がテレビやネットニュースで流れるようになりました。
その時の僕のアタマの中
↓↓↓
ラブラボさんの会社ぬくぬくの沖縄やったなぁ。。いいなぁ。
えっ、寒いんや!
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関連する言葉や写真やモノを見ると、ある企業が連想される。これ、すごいことじゃないでしょうか。企業側がなんらかの仕掛けをすることによって、消費者の脳内に企業名を刷り込ませる。コレって昔々はテレビCMとかバンバン流すしか方法は無かったと思うのです。
「やめられないとまらない」「関西電気保安協会」は全員テレビで見た記憶しか浮かんでこないはずです。
怒られるかもしれませんが、「森田アルミ工業」さんという企業名は、僕がTwitterやってなかったら未だに知らないはずです、たぶん。
ただ、ちょっと前までは「だからソーシャルメディアでどんどん露出して認知度をあげましょう!」というところまでにとどまっていました。そして認知度を上げることに価値を感じる企業さんだけが、安価に目的を達成できる手段として、積極的にソーシャルメディア運用に取り組んでいました。
逆に「いや、せっかくソーシャルやるんやったら売れないと意味ないっしょ」という企業さんは、あまり積極的にTwitterやFacebookに取り組むことはありませんでした。
ところが最近「ソーシャルメディアで露出を増やすと売上げも連動して上昇する」ということが、少しずつわかってきました。
その一端がこちらに書いてますので、ご興味あれば見ておいてください。
>>本当のインフルエンサーとは、自分の投稿をリツイートしてくれる人|ビッグデータを扱うjigen_1さんの語るTwitterオーガニック論とは?
今僕が書いてるこの記事も、上に載せたリンク先の記事も、基本「Twitter」が話題の中心となっています。では他のソーシャルメディアでは効果が無いのかといえば、まったくそうではありません。
日本のTwitterユーザーは現在2800万人。確かにボリュームとしては大きいですが、それでもまだまだTwitterをやっていない日本人は何千万人と存在します。やっていないユーザーには情報が届きません。
ソーシャルメディアというくくりで言うと、InstagramやFacebook。あとBtoBビジネスを展開していたり海外のユーザーと交流したいならLinkedInや、ビジュアル訴求を深めたいならPinterestなど、露出できるメディアは無数に存在します。ある企業のインスタアカウントでキレイな画像や動画をいつも見ているという状態なら、同じことが充分起こり得ます。
各メディア上でユーザーと接触する頻度を上げておくと、温泉地で僕がタニタさんのことを思い出したように、日常生活のいたるところで企業や商品のことを思い出してくれるようになるのです。そしてそれが売上に結びつくということが発生するのです。
—–
最近、セミナーや講演会で強調して伝えているのは
「ソーシャルメディアをやるべきか否か」を検討するのではなく「ソーシャルメディアで何をするべきか」を考える段階に入っていることを理解してください。
ということです。
この記事で紹介したようなアカウントのTwitter運用もいいですし、ここまでしっかり運用できないという状況ならそれなりの運用方法もあります。また、今やTwitterもFacebookもただ人員だけを充てて運用するだけでは影響力を持つことは難しく、広告を併用することも必要です。
バランスを考え、効果を検証し、いかにソーシャルメディアでいかに存在感を示すことができるのかを考え、ソーシャルメディアの運用に取り組んでみてください。
あ、中の人のみなさん。本当にありがとうございます。みなさん広告も使ってみてくださいね。
田村でした。
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