ソーシャルメディアの検索対策 必ずやるべき4つのポイント

Twitter Instagram SEO 検索に対応した投稿をする方法

小娘「たむらさん!イクラが食べたいです!」

田村「わかったわかった。ほな店探せや。」

小娘「うひひっ!検索検索ぅ〜♪」

田村「んん、自分何のアプリで検索してるん??」

小娘「インスタですよぉ〜♪ ほらこのイクラおいしそうおうお〜♪ このお店にしましょー♪」

※実話

 

こんにちは。田村です。最近はこんな感じでインスタとかツイッターが使われてます。GoogleじゃなくてTwitterとかインスタで、信頼できるユーザーのナマの声を調べて自分の買うものや行く店を決めてやがるのですこのやろう。

ちなみに、いまinstagramで「#イクラ」で検索したらこんな感じでした。
いくらをインスタで検索

うん。うまそう。

 

だからGoogleの検索がダメだというわけではありません。僕もたとえばiPhoneの調子が悪かったり仕事にかかわる統計データを探したりするときは、Google使います。そういうものはInstagamで探しても載ってないからです。(これもいつかTwitterとかで探せてしまう時が来るのかもですが)

ただ、飲食店やコスメ・ホテルなど「映える」画像で勝負できる業態では、ぐるなびとかじゃらんとか自分のサイトとかに盛り盛りの画像を載せて良く見せることができます。

家電製品やスマホなどのレビューをGoogleで検索すると、メーカーサイトでは当然自社製品を悪くは言いませんし、限りなくPR記事に近い絶賛記事がヒットしたりします。

この状況を知っている若年層ユーザーを中心に、Googleなど従来のサーチエンジンの検索結果の信用度が大きく低下しているのです。「検索でヒットするのは作られた情報である」と。

 

そこで、ユーザーが目を付けたのがソーシャルメディア。それも瞬間的にナマの声を発信されているTwitterや、ユーザーが満足したものだけを選りすぐってUPするInstagramです。

ここには、嘘偽りの無いユーザーのナマの声が良くも悪くも羅列されているのです。

【参考】ググってちゃダメ?10代の「検索スキル」がハンパない

で、「イクラ」をInstagramで検索することになるのです。(端折りすぎ)

 

このようなユーザーの動きを前提に、発信する企業側はソーシャルメディアでどのような投稿をすれば良いのでしょうか。企業や公共団体など、ビジネスアカウントを運営しているあなたのために、TwitterやInstagramでの検索対策のポイントをまとめてみました。

 

1.ハッシュタグを付ける

TwitterでもInstagramでも、単語の前に半角で「#」を付けるとハッシュタグとして認識されます。ハッシュタグをクリックすると同様の題材で投稿されている投稿が一覧で表示されます。ユーザーは検索窓にキーワードを入力する手間なく、1クリックであなたの投稿を見つけてくれるのです。
※もちろん検索結果にも表示されます。

他のユーザーが「#イクラ」とハッシュタグを付けて投稿している画像を見つけ「うまそー!他にもイクラの画像無いかな?」と思ったあなたは、「#イクラ」をクリックすれば他のイクラ画像を一覧で見ることができるのです。

 

2.Twitterなら画像か動画を付ける

こちらTwitterの検索結果です。
イクラ 検索 ツイッター
「イクラ」で検索するとまずこの画面です。画像が一番上に表示されます。文字だけでイクラの魅力をシズル感満載で記載しても、1枚のイクラてんこ盛り画像には勝てません。

 

3.著名人がつけているハッシュタグを自分でも使ってみる。

著名人がつけてるハッシュタグをクリックする→同じハッシュタグをつけてる自分の投稿も見てもらえる となります。たとえばアパレル系のアカウントなんかだと、自社ブランドのイメージに近いモデルさんとかのアカウントを参考にすると良いですね。特にInstagramだと効果的です。

 

4.地域ビジネスなら地名ハッシュタグを付ける

地名って言っても都道府県とか市町村とかいろいろありますよね。どれをつけたらいいの?と悩むなら全部付けましょう。

たとえば「#東京 #新宿 #西新宿 #tokyo」とか「#京都 #岡崎 #平安神宮 #kyoto #japan」とか。業態によっては海外の人が検索することも意識しましょう。

 

 

著名人のアカウントを参考にしながらハッシュタグを付け、地域ビジネスならさらに地名ハッシュタグを付け、さらにさらに画像か動画を掲載する。投稿のたびにコツコツやっていれば、ソーシャルメディア上でも検索からお客様を誘引することができます。

特にInstagramの場合は過去の投稿を編集してハッシュタグを付けることも可能です。一度投稿を全部見直してみて、ハッシュタグを設置する作業をやってみてください。

 

あ、あと最後、これめっちゃ大事。

実店舗アカウントの場合、特に飲食店の方。お店の中で料理を撮影し、店名を付けてアップするとき、店舗内の見やすいところに店名が表記されていなければ致命的です。

「よーし、うまいこと写真撮れた。この画像アップしよ。。。あれ、この店なんていう名前やったやろ。。。書いてないわ、めんどくさ。画像だけあげとこ。」っていう、超もったいないことが起こります。メニュー、伝票、店の壁、どこかにわかりやすくお店の名前を絶対に書いておいてください。

 

よしほな今日は「#築地 #すし」で検索検索。。。。

 

田村でした。

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Facebook広告にターゲティング設定は本当必要なのか。1ヶ月調べてみた結果。

フェイスブック広告 ターゲット設定すると効果はどう変わるのか

 

ターゲティングの種類

フェイスブックの広告は細かなターゲティングが可能です。大きく分けるとふたつ。

1.住所は市区町村レベルまで。あと年齢や性別、使ってる言語など属性情報に基づくターゲティング。
facebookad areatarget

2.ユーザーが登録している興味関心の情報に基づくターゲティング。
interest taraget

 

実際に運用する場合は合わせ技になります。「横浜市から半径50km以内に住んでる30歳以上の女性で美容に興味のあるユーザー」とかですね。

はたしてターゲティング設定は必要なのか

地域でビジネスを展開している場合は、エリアターゲティングは必須です。沖縄のお店の広告を北海道の人に見せても、あんまり意味無いですからね。

基本的には拠点のある地域から半径80kmとかで設定すると良いでしょう。配信範囲については人口密度やその地域でメインとなる交通手段によって変わりますので、調整してください。

次、興味関心に関するターゲティングです。これ、僕は要らないんじゃないかと感覚的に思ってました。

なぜターゲティングが不要だと考えたか

お客様に「Facebookファンを集めるために、広告をやりましょう」と言うと、「え、広告ですか。。。」とあまり良くない反応をされることが結構あります。お客様ご自身がイチユーザーとしてFacebookを使ってるとき、広告なんかほとんどクリックしない、というのが主な理由です。時には広告が表示されることそのものに嫌悪感を感じる方もいらっしゃいます。

でも、広告すると確実にファン増えます。ほれ。
Facebook広告でファンを増やす

僕が運用しているあるFacebookページのインサイトデータです。青が濃いところが広告によるファン獲得数です。これ、どういうことでしょう。

実は結構カンタンなハナシで「興味のない広告」はクリックしないけど、「本当に興味のある広告」はみんなクリックしてるということです。広告を配信すると、効率(獲得単価)の高低はありますが、確実にファンを増やすことができるのです。

で、「本当に興味のある広告」しかクリックしないということになるとですよ、興味関心のターゲティングをする意味はあるのか?と思ったのです。たとえばこの広告。
野球のFacebook広告

まったく野球に興味無い人がみても絶対クリックしませんよね。一方、Facebookの興味関心欄には「野球」と記載していなくても、ちょっと野球には興味があるという人だったらクリックするかもですよね。ということは広告の設定でわざわざターゲットを指定しなくても、広告の画像やテキストそのものによってターゲティングができてしまうのです。

ということは、とにかく多くの人に見てもらうためにターゲティングを外してしまったほうが良いのではないかと、仮説を立てたわけです。それで獲得単価を抑えることができたら、Facebookページを運用している人も、そのFacebookページを見つけてファンになった人も、みーんな嬉しい状態になるわけです。

 

なので、ターゲティングはしてもエリアだけにしておきましょーう!それでは!

と言ったら怒られるので、試しましたよ試しましたよ。それもお客様のFacebookページでやったら迷惑がかかるので、個人的にやってるFacebookページで試してみましたよ。

Facebook広告 ターゲティング有無 検証

検証したのはこのページ。
野球とネットとソーシャルメディア Facebookページ

比較したのは

1.興味関心ターゲティングあり
興味関心ターゲットON

2.エリアターゲティングのみ(それも「日本」とでっかくターゲティングしてほぼターゲティングしていない状態。唯一「このFacebookページにいいねした人を除く」に設定。)
Facebook野球広告 エリアターゲ

2016年2月いっぱい、それぞれ3万円ずつ配信してみました。

結果
FacebookAdターゲット有り無し比較
上段がターゲットあり・下段がターゲットなしです。仮説をおもっきりひっくり返されました。ファン獲得単価は「ターゲットあり」が「無し」に比べると約半分。リーチやファン獲得数はもう圧倒的です。やっぱしターゲティングは必要でしたっ!

 

今回、同じ広告で「ターゲティングあり」のものと「ターゲティングなし」の2つ走らせてみました。なので、2つとも表示されたユーザーもいると思います。異なるのはターゲティングのみで他はまったく同じ条件としたかったので、今回はその重複は見ないことにしました。。

しかしこれだけ明らかな結果が出ると、よっぽど成果が出ることが明らかな場合以外は「興味関心ターゲティング」をちゃんと設定し、さらに広告クリエイティブそのもので興味関心のあるユーザーを集めるのが良いでしょう

ただ、あまりターゲットを絞り過ぎると母数が小さくなり、ファンが集まらなくなってしまいます。そのものズバリのターゲットだけでなく、類似ユーザーもターゲットに入れながら母数を確保して広告を配信しましょう。

 

あ、そうそう。人集めてもちゃんと運用しないとダメですよ。「ファンは◯万人いるけどこれなんの役にも立ってないんじゃないか?ええっ!?」って上司とかに言われますよ。

Facebook広告と通常運用の絶妙なコラボレーションについて知りたい方はこちらをどうぞ。
>>絶対に盛り上がるFacebookページが運用できる、広告の活用と日頃の運用とは

 

田村でした。

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