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FacebookとTwitterの明らかな3つの違いを理解して効果的に連動させる方法

フェイスブックとツイッターの相違点と連携する際にやってはいけないこと

 

ソーシャルメディアの世界では「2012年はFacebookの年」であったと言っても過言では無いでしょう。日本では2000万人近いユーザーを獲得、伴ってFacebookページを開設する企業も続出しました。

数年前はこれが「Twitter」でした。あらゆる企業でTwitterアカウントが開設され、「Twitterはじめました」の文字をサイト上や実店舗でよく見かけたものです。

ただ、このふたつのメディアの特性を理解できず、Twitterからの投稿をFacebookに流すのみ、とユーザーも、最近は減りましたがまだまだ見受けられます。

 

フェイスブックが注目されたことによって、最近はツイッターに日が当たらない感じです。「最近はFacebookばっかりやっててTwitterに全然ログインしなくなったよ」というお声もちょこちょこ聞かれるようになりました。

ただ、僕の感覚からするとそれって「最近歯磨きばっかりしてて、掃除は全然しなくなったよ」とおっしゃってるように聞こえるのです。わけわからんでしょ(笑)

つまり、全然役割が違うものなのです。歯磨きしてりゃ掃除しなくてもいい、というもんじゃないですよね。では、具体的に何がどう違うのか、そしてどう連携させるのが良いのかを考えてみましょう。

 

【FacebookとTwitterの違い】

 

1.即時性

・Twitterは「なう」です。あなたが今投稿した内容は今すぐにあなたのフォロワーさんに伝わります。当然ながらあなたがフォローしているユーザーの発言は新しいものから順に並んでいるはずです。
フェイスブックとツイッターを連動させる方法

 

・一方Facebook。こちらは時系列には並びません。このキャプチャ、さっき撮影したんですが3つの投稿が表示されています。投稿された時間帯は上から10分前・10分前・2分前です。Twitterではあり得ない並びですね。
facebookとTwitterを連携

つまり、今、なう、伝えたいことはTwitterの方が適しているということです。しかもFacebookの投稿は友達すべてに伝わるわけではありません。

Twitterの投稿は、その時にTwitterにログインしているあなたをフォローしている人すべてに伝わります。タイムセールの告知をし、たまたま近くにいた人がスマホでそのツイートを見て来店する、なんてことが起こるのです。

また、スポーツ中継を見ながら多くのフォロワーさんと楽しむのもTwitterが適しています。Facebookで「今から試合開始!!」とやっても、その投稿自体が相手に届くのはとっくに試合が終わったあとかもしれません。

 

2.情報の信頼性

・Twitterは実名登録の義務はありません。なりすましアカウントやデマツイートの問題もあります。なにげないひとりごとならいいですが、重要な情報はニュースソースをしっかりと確かめる必要があります。
>>主なデマツイートまとめ

・Facebookではまったくデマはありません、とは言いません。が、職業や実名・顔写真を公開しての発言は責任が伴います。そこで発信される情報は比較的信頼しても良い情報であると言えるでしょう。

 

3.適正な投稿頻度

・Twitterはどんどん新しい投稿が上に上に重なって表示されます。つまり「その時」見てもらえないと、すぐにタイムラインの底に沈んでしまいます。なので、おなじことでも表現を変えて何度か伝える必要があります。さすがに1分間で4度5度と投稿しているとフォロワーさんから嫌がられますが、ある程度の投稿頻度は必要です。

・Facebookであなたの、もしくはあなたが運営するFacebookページでの投稿が、相手に伝わるかどうかは投稿頻度は関係ありません。相手のニュースフィードに表示される仕組みはコレです。
>>エッジランクとは

Facebookの適正な投稿頻度は1日に1回〜3回と言われています。それ以上になるとウザがられて投稿を非表示にされる場合があるので注意しましょう。

 

まだまだ挙げればキリが無いですが、主なポイントはこんなところでしょうか。

まとめると
・頻繁に顔を出して存在をアピール。今起こっていることや今考えていることを伝えることが得意なTwitter。
・日頃から相手との関係性をしっかりと構築しておき、数少ない投稿を相手に届けるFacebook。
となります。

2つのメディアの特性が理解できると、有効な連携方法もわかってきますね。投稿頻度の多いTwitterの投稿をFacebookに流しこむことはありえません。「ウザ」がられるだけです。よかれと思ってやったことが、あなたのFacebookページのファンを減らすことになりかねません。

その逆、Facebookの投稿をTwitterに流しこむのはどうか。これはアリですね。ある程度の投稿頻度が必要なTwitter。その中にFacebookからの投稿も混在させることで、・Twitterの投稿を増やせる・フェイスブックページへの誘導もできる、、と2つの効果があります。

あなたのFacebookページの投稿をTwitterアカウントへ転送する方法はこちら

>>Facebookページの投稿を自動的にTwitterにも転載する方法

 

なんやかんや言っても、今日本ではFacebookとTwitterが「2強」です。うまく連携させて有効に活用しましょう。

そして、まだ見ぬ新たなソーシャルメディアが出てきてもどないでもなる状況にしておきましょう。

 

たむらでした。

 

◆動画セミナー公開されています。こちらも併せてどうぞ。

twitter 企業向け動画セミナー

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Facebookのプライバシー設定が変更されています(2013年1月更新)

>>従業員による炎上を防止!企業向けソーシャルメディアガイドライン無料ダウンロード

フェイスブック 投稿の公開設定・タグ付け設定など。必ず新機能「プライバシーショートカット」を見なおしておこう。

#facebookjp
日々更新されるFacebookの機能。プライバシーの設定が変わってます。必ず見なおしておきましょう。あ、まだ人によっては以前のままの場合もありますが、ある日突然変わりますので予習しておいてくださいね。

Facebook新機能の追加に伴い、設定がリセットされているケースもあるようです。念のため必ず確認を。

 

画面右上こんなカギのマークができました。クリックすると「プライバシーショートカット」が出ます。操作はここから。
Facebook プライバシー設定変更

 

私のコンテンツを見ることができる人

フェイスブックのプライバシー設定に注意

・投稿の共有範囲

自分が投稿した内容の範囲を決めておきます。投稿のたびに選択可能ですが、スマートフォンなどでカスタマイズ設定したい場合はあらかじめここで設定しておいてください。

・自分の投稿と自分がタグ付けされたコンテンツを確認する

「アクティビティログを利用」をクリックすると、自分の投稿・他人の投稿へのいいねやコメント・タグ付けしたされたなど、あなたがFacebookの中でした動きをすべて確認できます。

・自分のタイムラインがどのように表示されるかを確認する

「プレビュー」をクリックしてください

あなたの投稿が「友達ではないひと」からどのように見えているのかが確認できます。
Facebook

ここに名前を入れてEnterを押すと
友達からタイムラインがどう見えているのか

そのユーザーからあなたの画面がどのように見えているのかが確認できます。ヤな奴には余計なものを見せないようにしておきましょうぞ。
Facebookで他人から自分の画面はどう見えているのか

 

では右上のプライバシーショートカットに戻ります。

 

私に連絡を取ることができる人

Facebook メッセージを送れる人を制限する

・受信箱にメッセージを受け取る人

「基本フィルタ」にしておくと、友達でない人からもメッセージを受け取ることになります。ただし、友達でない人からのメッセージは「その他」ボックスに入ります。
フェイスブックメッセージ その他
「絞り込み(友達のみ)」だと文字通り、あなたが友達になっている人からしかメッセージは届きません。

 

・私に友達リクエストを送信できる人

あなたに友達申請をおくることができる人の範囲を設定します。

 

迷惑行為を防止する方法

Facebook ブロックするとどうなる

ブロックの設定です。Facebookのブロック機能は強烈です。Facebookの世界の中から、ブロックをした方からもされた方からもお互いに「いないこと」になります。まったく相手のことが見えなくなります。僕がブロックしているのは◯人です。ふふふ。。

 

次に、プライバシーショートカットのいちばん下にある「その他の設定」を見てみましょう。

全部書く根気が無いので、一番大事な「タグ付け」の設定を書きます。忘年会や新年会で勝手にタグ付けするバカが未だにいます。防御策はあなた自身で。

 

「タイムラインとタグ付け」を選択

Facebook 勝手にタグ付けされて困る

 

Facebook タグ付けを承認制にする方法

・自分がタグ付けされたコンテンツをタイムラインに掲載するかどうかを確認する

この設定を「オン」にしておけば勝手にタグ付けされても大丈夫。あなたの承認がなければあなたのタイムラインにアップされることはありません。「オン」にしておくことを、強くおすすめします。

・タイムラインであなたがタグ付けされた投稿の公開範囲

他人からタグ付けされた投稿をあなたのタイムラインの中で見せる範囲を設定します。タグを付けた本人である他人のタイムラインには、ここで設定した効果は及びません。

・ユーザーの投稿に他の人が追加したタグを、表示する前に確認しますか?

ちょっとややこしいですね。たとえばあなたがタグ付けせずに被写体が3人いる画像をアップしたとしましょう。その画像を見たあなたの友達Bさんが、その画像には共通の友達であるCさんが写っていることを知りました。そこでBさんがあなたの投稿した画像にCさんのタグ付けをする、ということがありますよね。

それをあなたの承認を必要とするかしないか、という設定です。

 

これぐらいやっておけば、まぁ大丈夫でしょう。念のため他の項目もチェックしておいてくださいね。

たむらでした。

 

【関連記事】facebookページを運営するとき毎日必ずチェックするべき3つの指標

 

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炎上実例に見る、企業がソーシャルメディアを使うためにやってはいけないこと

>>従業員による炎上を防止!企業向けソーシャルメディアガイドライン無料ダウンロード

Facebook Twitterの企業アカウントが炎上を防止するために

先日、東北から関東にかけて強い揺れを感じる地震がありました。その直後に某企業公式Twitterアカウントから投稿されたツイートが、ソーシャルメディアの住人に反感を買い、「炎上」状態になりました。

Twitterの炎上を防止する方法
Twitterの地震発言にネットユーザー不快感(ROCKET NEWS24)

 

なぜこのような事態となったのか。それを考える前にまずソーシャルメディアの本質を再度認識し、段階を追って考えてみましょう。

 

・ソーシャルメディアはモノを売る場ではない

そもそも、ソーシャルメディアはモノを売る場所ではありません。自分以外の誰かの近況を知ったり、コメントやいいね、TwitterならRTなどでお互いの存在を確かめながら交流を深めるためのツールです。

その場に企業がのこのこ出て行って「うちの商品安いでっせー」とやっても煙たがられるだけです。

 

・ではどうやって「売る」のか

それは「売らない」ことです。私はいつも例えて、「ソーシャルメディアは公園の井戸端会議」「サイト(ブログ)はあなたのお店」とお伝えしています。

ソーシャルメディア(公園)で顧客との関係性を構築しつつ、興味を持ってくれた人のためにサイト(お店)への導線をわかりやすく見せておく。この役割を理解していないとソーシャルメディアをやっても絶対に成果はでません。

宣伝ばかりのTwitterアカウントやFacebookページが閑散としているのはこれが原因です。

 

・売り上げに直結しないならソーシャルメディアをやらなくてもいいのでは?

お任せします(笑)

ただ、ソーシャルメディアでの既存顧客・潜在顧客との交流は、間違いなくあなたの会社にとってもメリットになります。企業コミュニティをうまく運用すると、売り上げが1.7倍になったという事例も報告されています。詳細はこちらの書籍をご参照下さい。

 

・しかし、炎上などのリスクを考えるとデメリットの方が大きいのでは?

考えてみてください。あってはならないことですが、万が一あなたの会社でなんらかの不祥事が発生したとしましょう。

あなたの会社がソーシャルメディアをやっていようがいなかろうが、TwitterやFacebookではあなたの会社に対する非難が多発するでしょう。

そう、自社でソーシャルメディアのアカウントを持っていることと、炎上することとは因果関係が無いのです。

むしろ、アカウントを持っていればソーシャルメディアのユーザーたちに事実をしっかりと伝える場を持つことができます。

確かに不祥事を起こしたことは申し訳ない。ただ、今Twitter上で話題になっているAという事象についてはまったく事実無根であることはご理解頂きたい、と。

アカウントが無いと、「打たれっぱなし」なわけです。

 

・ではなぜ今回の地震発言では炎上したのか

もう一度言います。本来「売る場」でない場所・タイミングで売ったからです。

「地震大丈夫でしたか?ご自宅にある防災グッズも見直しておいてくださいね!」

これだけで終わっていれば、何も無かったのです。まずかったのはそのあとに購入サイトに誘導するリンクを貼ったことです。そう、「売ろうとした」からです。

これが例えば地震の翌日、被害が無かったことが明らかになったあとに同じ投稿をしたら、それをみたユーザーは「そうだな、ウチもみなおさなきゃな。」と、逆に喜ばれたかもしれません。

売らずに売る。難しそうですが、やっていれば感覚はわかってきます。運営しながら指標を定め効果を確かめPDCAを回転させると、必ず効果が現れます。

 

 

いつまでTwitterやFacebookが今のように使われるかは私にもわかりません。しかし、既存のソーシャルメディアでも今後新しく現れるソーシャルメディアでも、基本は同じです。

 

炎上が怖いなら、ソーシャルメディアをやりましょう。

 

田村でした。

 

◆関連記事
企業がFacebookページを運営するとき毎日チェックするべき3つの指標とは
>>炎上対策 従業員に周知しておきましょう。ソーシャルメディアガイドライン無料ダウンロード

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あなたの評判を地に落とす忘年会新年会でのソーシャルメディアの使い方ww

Facebookで宴会を題材とした投稿をするときのマナーとして注意すること

 

やってきました、忘年会シーズン。Facebookのニュースフィードを見ていると、平常時よりも飲み会写真が明らかに増えてきていますね。

でも、Facebookのニュースフィードに流れてくる画像を見ていると、時折「んんん?」と感じるものがあります。

たとえば。。。

 

 

と、例を画像で出そうと思ったのですがやめておきます。文字で書くとですね。男と男がキスをしていたり、泥酔して道端に大の字で寝ていたり。

まあ僕もバカ騒ぎがキライでは無いので、その状況自体はオモロク見ているのですが、果たしてその被写体はどう思ってるんだろう??と。ソーシャルメディアに投稿されることを事前にわかっていたのかな?と。

 

ソーシャルメディアに慣れた人が主催する宴会なら、写真を撮るとき「これ、ブログとかFacebookに載せますので、出たくない人は顔を伏せるかカメラの後ろにまわってくださーい」と言っています。

一方、何も言わず勝手に写真や動画を撮影し、本人の承諾無く勝手に(それも「公開設定」で)アップされているようなケースもあります。

悪質な例では、被写体本人には見えないように設定するなど、悪意さえ感じるものもあります。

 

そこにいることを知られたくない人もいます。自分がバカ騒ぎしていることは知人だけの間で留めたい人もいます。

 

「今度の飲み会、あの人が来るのか。勝手に投稿されるから行くのやめとこ。」というお声も耳にするようになりました。あなたも影でそう言われないように。

 

田村でした。

 
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Facebookヘッダー・アイコン等画像サイズ一覧

 

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あなたの会社のお手本に!参考になる新卒採用Facebookページ

就職活動用企業フェイスブックページまとめ・事例

 

12月1日より2014年度春入社社員の採用活動が解禁され、各企業の採用担当さんが走り回る時期がやって来ました。おつかれさまです。

 

さて、ソー活という言葉が定着して久しい今日このごろ、「うまくやってるなぁ。。」というFacebookページも見られるようになってきました。

そこで今回は、独断と偏見でうまく運営できている採用Facebookページを集めてみました。いわゆる上場有名企業をピックアップするのではなく、ファン数の大小問わずFacebookページでいかにファン(就活生)の心を掴んでいる(ように見える)かをポイントに選択してみました。

 

見てほしいのはファンの数ではありません。新卒採用Facebookページの特製上、何十万ものファンが集まるケースは少なく、またその必要もありません。どうやってファンとなった学生とうまくコミュニケーションを取っているか、各ページを参考にしてみてください。

勝手にいいところと悪いところを書いてみました。各社ご担当者さま、あくまでも独断ですので怒らないで下さい。。

 

◆株式会社 乃村工藝社 新卒採用Facebookページ
就職活動 Facebookページ

社屋紹介・説明会のお知らせ・ワークスタイルなど、乃村工藝社に興味を持っている学生が知りたいであろうコンテンツをうまく画像を使って見せています。ファン数に対する「話題にしている人」の割合は3割程度を確保しており、学生からの反応も上々です。

投稿内容としては乃村工藝社のことを既に知っている就活生に向けては有用な投稿内容です。一方、まだ乃村工藝社のことを知らない学生に向けてのコンテンツも投稿できればさらに窓口を拡げることができそうです。コメントが少ないのも気になりますね。

 

◆オルビス新卒採用Facebookページ
就活Facebookページ 事例

Facebookのノートやリクナビブログなどへのリンクを中心とした、「読ませる」コンテンツ中心のFacebookページです。新入社員配属後のようすなどは、オルビスへの入社を希望する学生にとっては嬉しい情報でしょう。12月1日の採用活動解禁を機に盛り上がってきた感があります。

「話題にしている人」の数も、ファン数の半数程度ありますので数字上はうまく運営できていると言えるでしょう。

ただ、やはりリンクばかりのコンテンツは、ニュースフィードでは目に止まりにくいです。多くのファンが反応してくれている今、画像コンテンツを交えて定着させると、今後も継続して盛り上がるFacebookページとなるでしょう。

 

◆株式会社マクロミル 新卒採用Facebookページ
Facebook 新卒採用で成功させるには

営業社員による「営業心得」など社員の仕事内容を見せながら、就職とは無関係な(これも重要!)季節の情報などを投稿し、ファンとのコミュニケーションを図っています。

説明会の告知にも社員の顔写真を使い、告知のための告知ではないところに反響の多さの秘密があります。

投稿についたコメントに対して、丁寧に担当者からのレスをしている点も良いですね。

 
◆キャリアブレイン 新卒採用Facebookページ
Facebookを新卒採用に使う方法

ファン数は173人と目立った数字ではありませんが、ひとつひとつの投稿に対して確実にファンからの反応を得ることができています。

内定者・インターン・人事担当など、関係者が積極的に、それも笑顔で登場していることが特徴です。思わず「いいね」を押してしまう画像が並んでいます。

コメントには名前付きで返信されています。最初にコメントを入力した本人が嬉しいのは当然ですが、閲覧者に対しても「コミュニケーションを積極的にとっている」ことを見せることによって、他のコメントを誘発することができていますね。

 

◆三幸グループ 新卒採用Facebookページ
新卒採用担当者が見ておくべきFacebookページ

投稿頻度は毎日。「人間」が見える画像投稿。コメントへのレスポンス。採用担当者の「がんばってる感」がリアルに伝わるコンテンツ。開設して間もない三幸グループのFacebookページですが、しっかり運営すると短期間でもファンからの反応をコンスタントにもらえるようになるという好例です。

 

 

ええっと、正直この記事を書くのに非常に苦労しました。こんな言い方をするとアレですが、ロクにしっかりと運営できている採用関係のFacebookページが無かったからです。

世間でFacebookが流行っているから、ととりあえず開設した感のあるページが数知れず。ヘッダー・プロフィール画像やアプリなんかは凝ったものを使っていながら、投稿にはまったく反応なし。ひどいと投稿がひとつも無いものまでありました。

ハッキリ言って、真剣に運営しないなら逆効果です。「”会社名” 採用 Facebook」と検索し、ヒットしたあなたの会社のページにアクセスすると中身はスカスカ。こんなんなら早く閉じてしまいましょう。

一方、開設してから短時間でしっかりと運営できるページも存在します。方法論さえ間違えなければうまくいくということを証明してくれています。

 

あなたの会社もソー活に振り回されていませんか。どうせなら、ソー活を振り回してやりませんか?

田村でした。

 

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◆関連記事

企業がFacebookページを運営するとき指標とするべき3つの指標

 

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FacebookページとTwitterを連動する方法

フェイスブックとツイッター 連携設定する手順

 

TwitterのつぶやきをFacebookに投稿するのはダメです。理由は後日。しかし、Facebookページの投稿をツイッターに転送するのはおおいにアリです。

ということで、フェイスブックページに投稿したら自動的にツイッターに転送する設定方法です。

 

【設定方法ここから】※事前に転送したいTwitterアカウントにログインしておいてください。

・あなたの管理しているFacebookページにアクセスしてください。複数Facebookページを管理している場合はどのFacebookページでも構いません。

 

・「Facebookページを編集」をクリックし「基本データを編集」を選択

フェイスブックの投稿をツイッターに自動転送する

 

・左メニューから「リソース」を選択。「Twitterとリンクする」をクリック

FacebookとTwitterを連動する方法

 

・連動したいFacebookページの横にある「Twitterとリンク」ボタンをクリック

フェイスブック ツイッター 連携設定

 

・「連携アプリを認証」ボタンをクリックで設定完了。
ツイッターとフェイスブックの連携方法

 

するとFacebookページからの投稿がこんなふうにツイッターに転送されます。

Facebookページの投稿

Facebookの投稿内容をTwitterに反映させる

Facebookページから転送されたTwitterの投稿

TwitterでFacebookの投稿を見る

 

設定するのに2分とかかりません。簡単なのでぜひ。

たむらでした。

管理人プロフィール・著書

 

【関連記事】
iPad(mini)・iPhoneのfacebookアプリでタグ付けする方法

 

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iPhoneのFacebookアプリでタグ付けする方法(画像・テキスト・コメント欄)

>>従業員による炎上を防止!企業向けソーシャルメディアガイドライン無料ダウンロード

アイフォンのフェイスブックアプリでタグ付操作をする手順

 

★iPhoneでテキスト投稿やコメントにタグを付ける手順

PCから操作する時と同じです。

投稿する際に半角で「@」を入力し、続いてタグ付けしたい相手の名前を入力すると、相手のプロフィール写真と名前が出てきます。選択して投稿するだけです。
アイフォンのFacebookでタグ付けする

 

コメント欄にも同様の操作でタグ付けできます。
Facebookのコメント欄にタグ付けする

 

 

★iPhoneで画像投稿する際にタグ付けする手順

写真を投稿するので「写真」をタップしましょう。
iPhoneで画像にタグ付けする

 

アップする写真を選択し、画面右下の投稿アイコンをタップ
iPhoneのFacebookアプリで写真にタグ付けする

 

ここでもういちどアップされる写真をタップします
画像にタグ付けする アイフォン

 

タグ付けしたい人物をタップし名前を入力すると候補が表示されます。該当する人物を選択。
画像にタグ付け Facebook iPhone

 

右下のこのアイコンをクリックすると投稿画面に戻ります。テキスト文を追加して投稿してください。
アイフォンからFacebookにタグ付け投稿する方法

 

 

その他、iPhone設定・活用方法まとめ

>>iPhone・iPad(mini)最新アップデート活用情報メールに登録する

 

 

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Facebookのいいねボタンをサイトやブログに掲載する方法

ホームページやブログにいいねボタンを掲載するためのタグを取得する手順

 

※無料のブログサービスには設置できない場合もありますので、各サービスの規程を確認して下さい。

まず、運営しているFacebookページを開き、「Facebookページの編集」→「基本データの編集」とクリックしてください。
Facebookのいいねボタンを設置する方法

次に「リソース」を選び、「ソーシャルプラグインを利用する」をクリック。
Facebookのいいねのタグを取得する

 

画面を下にスクロールし「likebutton」をクリックします
likebox設置方法

 

URL記入欄にあなたが運営しているサイトやブログのURLを記入して下さい
ブログ用いいねタグ取得方法

 

いいねボタンの種類を選択します。どのようなボタンになるのかは画面右上にサンプル表示されます。

・standard
サイトに掲載するいいねボタン standard

 

・button_count
いいねボタン 種類 buttoncount

 

・box_count
likeボタンの種類 boxcount

 

どのいいねボタンにするかを決めたらGetCodeボタンをクリックしてコードを表示させます。
いいねボタンのコードを取得する手順

 

コードをコピーして取得します。だいたいiframeでいけるはずですが、反映されない場合はHTML5などのコードに変更してください。
いいねボタン取得 iframe

取得したコードをサイト内の設置したい位置に貼り付ければ、画面にいいねボタンが表示されます。

 

※アメブロの各記事に自動的に表示させたい場合はこちらをご参照ください。

>>アメブロの記事ごとにいいねボタンを設置する方法

 

田村でした。

 

関連記事

>>Facebookページを運用するときに設定するべき目標値とは??

 

 

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【運用段階別】ソーシャルメディアを企業が運営するときに設定するべきKPIとは

Facebook・Twitter 会社のソーシャルメディア担当者の悩み「目標設定」

#facebookjp
クライアント様に案件のご相談を頂いた際、よーーく聞くのが「Facebookページをやっているが、何を目標にしてよいのかわからない」「数値としてTwitterの効果が知りたい」など、要はKPIをどこに置けばよいのか分からない、というお声です。

参考に運用段階別のソーシャルメディア目標値設定方法をご紹介します。あなたの会社がどのフェーズに当てはまるのかを見ながら、参考にして下さい。

 

ソーシャルメディア活用初期

【ファン(いいね)数・フォロワー数】

FacebookのKPI設定

フェイスブックやツイッターを始めてすぐの時期は、ファンやフォロワーの数を追いましょう。

Facebookページの場合は、「ファン30人以上でインサイトの閲覧が可能」になり、「ファン200人でページ名の変更が難しく」なり、「ファン400人になるとpostad(投稿をタイムラインに表示させる広告)が出せる)」ようになります。

まずは400名のファンを集め、すべての機能を利用できる状態にしましょう。

※「良い投稿」をしているだけではFacebookページのファンは増えません。他のソーシャルメディアからの誘導やFacebook広告などで露出を増やしましょう。

※Facebook広告には「いいね(ファン)を集めるためのもの」と「各投稿に対する『いいね』や『コメント』を増やすためのもの」の2種類あります。広告の種類については別途書きます。

 

ソーシャルメディア活用中期

【いいね・コメント・RT数】

facebookでの目標数値設定はどこにする

フォロワーやいいね(ファン)の数が増えてきたら、次に設定するべき目標値は「反応数」です。

Facebookなら、それぞれの投稿に対する「いいね」・「コメント」・「シェア」の数。

Twitterなら「リツイート」「お気に入り(ふぁぼられ)」の数です。

Facebookページには、ファンがいかに反応しているかをまとめた「話題にしている人」という数が、トップ画面に表示されています。ひとつの目安として、「話題にしている人」が「ファン」の10%を下回らないように運営しましょう。

 

ソーシャルメディア活用 熟練期

【目標サイトへのアクセス数】

インサイトでチェックするべき数値とは

FacebookやTwitterから公式サイトや申し込みページへ送りこむアクセス数をチェックしましょう。要は、あなたが運営しているソーシャルメディアが「クリックさせる力があるメディアなのか」を数値として把握するのです。

リンクを飛ばす先のサイトには必ずGoogleAnalyticsなどの解析ツールを導入し、流入元が把握できるようにしておきましょう。

 

で、それぞれどれぐらいの数値を目標値とするのかですが、これだけは一概に言えません。

業種・認知度・目的(モノを売りたいのか、知名度をUPさせたいのか、新卒や中途社員の採用目的なのか)によって変わります。

いちばんわかりやすいベンチマークとしては、同規模他社の数値でしょう。

参考 >> Facebookページランキング

 

あなたが運営しているFacebookページはどの段階なのか。見極めながら適切な数値を指標としましょう。

ダイエットも「毎日体重を記録するだけで効果がある」と言われています。数値を見ておくだけでもいいです。ソーシャルメディアを有効に使いたいなら明日から実行してください。

 

田村でした。

 

 

関連記事
>>企業がFacebookを活用する上でチェックするべき3つの数値とは

 

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企業がFacebookページを活用する時毎日チェックするべき3つの指標

フェイスブックの企業ページで日々確認するポイントとは

#facebookjp

あなたがもし、企業のソーシャルメディア担当者となり、Facebookページを運営することとなったら、インサイトデータを活用しない手はありません。Facebookページには「GoogleAnalytics」のような解析ツールを埋め込むことはできませんので、この「インサイト」が唯一の効果測定ツールとなります。

とはいえ、Facebookに付属している機能ですので、企業のソーシャルメディア担当者がより自社のFacebookページを盛り上げるために必要な要素が満載です。

※ちなみにFacebookページのインサイト機能は、ページに「いいね」をしてくれたファンが30人に達すると初めて利用できるようになります。

 

インサイトデータでチェックしてほしい項目はいくつかあるのですが、企業のソーシャルメディア担当者が常にチェックするべき最重要な項目を3つ挙げます。

 

話題にしている人(投稿ごと)

企業が運営するFacebookページにアクセスすると、トップページに「話題にしている人」の数が表示されていますね。

Facebook 話題にしている人の数はどう活かすか

 

お伝えしたいのはこの数値ではなく、投稿ごとの「話題にしている人」をチェックしてほしいのです。

インサイト画面にアクセスして最初に開く「概要」画面、下の方にスクロールすると、投稿ごとの解析データが表示されています。

ここでこの部分、投稿ごとに「話題にしている人」の数がチェックできます。
↓↓
フェイスブック 投稿ごとに話題にしている人をチェック

当然、ファンの数が増えると「話題にしている人」の数も増えてくるわけです。ここで「増えた減った」で一喜一憂するのではなく、「どんな種類の投稿が自社のファンは喜んでくれるのか」をチェックしてほしいのです。

1週間ごと、1ヶ月ごとにチェックし、相対的にどの投稿が反応が多かったのか、あるいは少なかったのかが「話題にしている人」の数値をチェックすることによってわかります。

画像をメインにした投稿が反応がいい・リンク投稿は反応が悪い、など、企業ごとに傾向が必ず現れますので、以降の投稿をより反応数をアップさせるのに役立ちます。

 

いいねの出所

インサイトの「いいね」タブで確認できます。
インサイト いいねの出所とは

どこで自分の企業のFacebookページの存在を知って「いいね」をしてくれたのかをチェックします。

一旦ページを訪れ、内容が気に入って「いいね」をしたのか、Facebook広告を見て「いいね」をしたのか、あるいは外部サイトに置いている「いいねボックス」からなのか。

いわゆる「効いている」媒体はどこなのか、ということです。外部サイトからの流入が多いのであれば、広告に掲載している文言をサイトに書いている文言と同じにしてみたり、いっそ該当する外部サイトへ向けた広告を打ってみる、などの対策を打つことができます。

 

外部リンク元

インサイトの「リーチ」タブで確認できます。
Facebookページ 企業活用 指標

あなたの企業のFacebookページへアクセスしたユーザーは、どこからやって来たのかがわかります。ちなみに、「リーチ」はFacebookページのファンであるかどうかは問いません。ファンであろうがなかろうがとにかく、企業が発信したFacebookページの投稿やFacebookページそのものを「見た」ユーザーの数です。

通常、企業のFacebookページを開設すると同時に、企業サイトのトップページにもFacebookページへの導線を作ります。結果、大多数のFacebookページでは「リンク元」が企業サイトとなります。

企業サイトに設置したFacebookの導線が有効にアクセスを呼べているかをチェクできます。また、GoogleやYahooなどの検索サイトからの流入数も確認できます。

時には、企業のファンがブログやソーシャルメディアで紹介してくれることもあります。その場合には「ameblo.jp」や「twitter.com」などと表示され、Facebook外での拡散状況も把握できます。

例えば、企業サイト以外にツイッターからの流入が多いということがわかれば、Twitterで情報露出に力を入れてみるなどの対策を打つことができますね。

 

Facebookページの企業活用では、必ずこの3つの指標を日々チェックしてください。

 

田村でした。

 

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>>著者プロフィール

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