営業マン 店舗スタッフ 個人事業主 がソーシャルメディアやなんやでビジネスを展開するには。


こんにちは田村です。

今日、Web担当者フォーラムで僕が書いた記事が公開されました。

>>営業マン・店員など“顧客に接するスタッフならでは”のソーシャルメディア活用はコレだ!

読んでうなっていいねくださいよろしくどうぞ。

 

Web担のメインテーマは「ソーシャルメディアの運用」なので、主にTwitterやFacebookなどでの発信方法などを書きました。ですが、大事なことがもうひとつ。

 

こないだこちらの記事でも書きましたが

>>ソーシャルメディアとWEBサイトの違いいろいろ

ソーシャルメディアって流行り廃りがあります。ここ数年、日本ではTwitterとFacebookが圧倒的に利用数が多いソーシャルメディアとなっており、昨年ぐらいからInstagramが追随してきました。

また、日本ではまだ利用者が少ないLinkedInも世界ではTwitterをしのぐ4億近い数のユーザーが存在しており、海外のビジネスシーンでは欠かせないソーシャルメディアとなっています。

これ、人口が減ってきて国力が弱くなっている日本の企業やビジネスパーソンが国外の企業と関わるとき、有効に使えますよ。

 

一方一昔前、日本ではmixiとかが流行ってました。でも今はコアなコミュニティが動くのみです。Facebookと違って実名登録の必要がなく、かつクローズな場でコミュニケーションがとれるので、いまでも使いようはあるんですけどね。

まあこう見てると、いま流行ってるTwitterやFacebookやInstagramもいつ廃れるかわかりません。それぞれのメディアが使われなくなると、いま毎日毎日やってるツイートも、めっちゃオシャレに加工したInstaの投稿もだーーれも見てくれなくなります。もったいない。

 

なので、流行りも廃りも自分次第である「ブログ」を運用しておく必要があります。お店や会社でサイトを運用しているならその中の一部をブログとして使わせてもらってもいいでしょう。

 

ブログをやっておくことのメリット

 

1.その時々で流行っているソーシャルメディアから誘導できる。

mixiが流行ってようがLinkedInが来ようが、その時に利用者が多いソーシャルメディアから誘導できます。もちろん、それぞれのソーシャルメディアのアカウントは必要であれば広告を出稿するなど、適切に運用することも重要です。

 

2.がんばってたらとりあえず見てもらえる状態にはなる。

ちょっと誤解がある言い方ですが、とりあえずひたすら更新しているとGoogleやyahooなどの検索エンジンなどからアクセスが来るようになります。あ、ここで言う「がんばる」っていうのは月に1回とかじゃありません。ブログ開設当初は1日3回ぐらい更新してください(真顔)。しんどい思いをしておくと、後でラクになります。記事の数が増えれば増えるほど見てくれるユーザーも増えます。

 

3.がっつり言いたいことが言える。

Twitterでは1投稿140文字の上限があります。Facebookでは文字数の制限はありませんが(Faceboook投稿の文字数制限は6万字とか言われてますが検証したことないのでわかりません)、ニュースフィードにズラズラダラダラとテキストが書かれても誰も読んでくれません。実質、効果があるのは、目をひく動画や画像とTwitter程度の文字数で構成されているポストになります。

ブログだと、とりあえず読んでくれます。ブログに来るユーザーは読むためにアクセスしてくれています。もちろん、ある程度文章や表現のスキルは必要です。しかしFacebookみたいに「うわっ、なんじゃこの長い投稿!見るんやーめた!」みたいなケースは圧倒的に少なくなります。

 

まとめると、1.最初はソーシャルメディアから誘導し、記事をコツコツためて、2.検索からもユーザーを呼べる状態にします。検索からユーザーが来てくれると、少額の商品なら毎日一定数の、高額商品ならある日突然問い合わせが、自動的に入ってくるようになります。

 

でも、いいことだけではなくデメリットもあります。

 

1.つらい

1日3記事とか、結構つらいです。でもそのつらい先にはらくらく自動販売機状態があります。TwitterやFacebookを誰も使わない時代が来ても平気です。

 

2.書けない

文章を書いた経験が少ない人は、書く事自体たいへんです。ここ分岐点です。だから書かないのか、書けないなりにやってみるのか、です。やってみないと永遠に書けるようにはなりません。もし余裕があればライターさんなど文章が得意な人に依頼してみるのもいいかもしれませんね。

 

3.アクセスが来ん

よっぽどの有名人かPPAPばりの話題になるネタを書かないと、アクセス数は伸びません。見てもらえるようになるために、読みきれないほどの記事をまず放り込むのです。だからスタートダッシュ時には1日3記事とか必要なのです。
もし資金に余裕があれば、GoogleAdwordsやソーシャルメディアの広告を使ってユーザーを誘導することも効果的です。

 

個人で事業をやってて、これからもっと規模を拡大したいという方は、絶対にブログを定期的に更新してください。お店とか会社のスタッフなら持ち回りでやってもいいかもしれませんね。ただ、持ち回りだと必ず更新の流れをストップする人が出てきます。途切れないように書かせるのは結構大変だったりします。

 

ブログ、できない理由はいくらでもありますがたとえば

「ネタが無い」「時間が無い」「文章が書けない」
自分の中での優先度が低いだけです。

「そんなに更新したらうんざりされるのでは?」
はい、うんざりされるほど見てくれる人はそんなにたくさん存在するんでしょうか。やる前から大勢の人に見てもらってることを妄想して心配するって、さぞすんごいブログを書くんでしょうね。うんざりされるほど見てもらえる状態にまず持っていきましょう。

結果が出るまでは大変ですが、ビジネスにつながることが見えてくると自然と更新するようになります。大多数の方がその域に到達するまでに更新をやめてしまいます。なので、数少ない、コツコツと続けている一部の人が勝つのです。

 

ブログ・サイトを活かすためにソーシャルメディアを、逆にソーシャルメディアを活かすためにブログを、うまく運用して自分のビジネスを成功させましょう。

 

田村でした。

 

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