【運用段階別】ソーシャルメディアを企業が運営するときに設定するべきKPIとは

Facebook・Twitter 会社のソーシャルメディア担当者の悩み「目標設定」

#facebookjp
クライアント様に案件のご相談を頂いた際、よーーく聞くのが「Facebookページをやっているが、何を目標にしてよいのかわからない」「数値としてTwitterの効果が知りたい」など、要はKPIをどこに置けばよいのか分からない、というお声です。

参考に運用段階別のソーシャルメディア目標値設定方法をご紹介します。あなたの会社がどのフェーズに当てはまるのかを見ながら、参考にして下さい。

 

ソーシャルメディア活用初期

【ファン(いいね)数・フォロワー数】

FacebookのKPI設定

フェイスブックやツイッターを始めてすぐの時期は、ファンやフォロワーの数を追いましょう。

Facebookページの場合は、「ファン30人以上でインサイトの閲覧が可能」になり、「ファン200人でページ名の変更が難しく」なり、「ファン400人になるとpostad(投稿をタイムラインに表示させる広告)が出せる)」ようになります。

まずは400名のファンを集め、すべての機能を利用できる状態にしましょう。

※「良い投稿」をしているだけではFacebookページのファンは増えません。他のソーシャルメディアからの誘導やFacebook広告などで露出を増やしましょう。

※Facebook広告には「いいね(ファン)を集めるためのもの」と「各投稿に対する『いいね』や『コメント』を増やすためのもの」の2種類あります。広告の種類については別途書きます。

 

ソーシャルメディア活用中期

【いいね・コメント・RT数】

facebookでの目標数値設定はどこにする

フォロワーやいいね(ファン)の数が増えてきたら、次に設定するべき目標値は「反応数」です。

Facebookなら、それぞれの投稿に対する「いいね」・「コメント」・「シェア」の数。

Twitterなら「リツイート」「お気に入り(ふぁぼられ)」の数です。

Facebookページには、ファンがいかに反応しているかをまとめた「話題にしている人」という数が、トップ画面に表示されています。ひとつの目安として、「話題にしている人」が「ファン」の10%を下回らないように運営しましょう。

 

ソーシャルメディア活用 熟練期

【目標サイトへのアクセス数】

インサイトでチェックするべき数値とは

FacebookやTwitterから公式サイトや申し込みページへ送りこむアクセス数をチェックしましょう。要は、あなたが運営しているソーシャルメディアが「クリックさせる力があるメディアなのか」を数値として把握するのです。

リンクを飛ばす先のサイトには必ずGoogleAnalyticsなどの解析ツールを導入し、流入元が把握できるようにしておきましょう。

 

で、それぞれどれぐらいの数値を目標値とするのかですが、これだけは一概に言えません。

業種・認知度・目的(モノを売りたいのか、知名度をUPさせたいのか、新卒や中途社員の採用目的なのか)によって変わります。

いちばんわかりやすいベンチマークとしては、同規模他社の数値でしょう。

参考 >> Facebookページランキング

 

あなたが運営しているFacebookページはどの段階なのか。見極めながら適切な数値を指標としましょう。

ダイエットも「毎日体重を記録するだけで効果がある」と言われています。数値を見ておくだけでもいいです。ソーシャルメディアを有効に使いたいなら明日から実行してください。

 

田村でした。

 

 

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>>企業がFacebookを活用する上でチェックするべき3つの数値とは

 

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企業がFacebookページを活用する時毎日チェックするべき3つの指標

フェイスブックの企業ページで日々確認するポイントとは

#facebookjp

あなたがもし、企業のソーシャルメディア担当者となり、Facebookページを運営することとなったら、インサイトデータを活用しない手はありません。Facebookページには「GoogleAnalytics」のような解析ツールを埋め込むことはできませんので、この「インサイト」が唯一の効果測定ツールとなります。

とはいえ、Facebookに付属している機能ですので、企業のソーシャルメディア担当者がより自社のFacebookページを盛り上げるために必要な要素が満載です。

※ちなみにFacebookページのインサイト機能は、ページに「いいね」をしてくれたファンが30人に達すると初めて利用できるようになります。

 

インサイトデータでチェックしてほしい項目はいくつかあるのですが、企業のソーシャルメディア担当者が常にチェックするべき最重要な項目を3つ挙げます。

 

話題にしている人(投稿ごと)

企業が運営するFacebookページにアクセスすると、トップページに「話題にしている人」の数が表示されていますね。

Facebook 話題にしている人の数はどう活かすか

 

お伝えしたいのはこの数値ではなく、投稿ごとの「話題にしている人」をチェックしてほしいのです。

インサイト画面にアクセスして最初に開く「概要」画面、下の方にスクロールすると、投稿ごとの解析データが表示されています。

ここでこの部分、投稿ごとに「話題にしている人」の数がチェックできます。
↓↓
フェイスブック 投稿ごとに話題にしている人をチェック

当然、ファンの数が増えると「話題にしている人」の数も増えてくるわけです。ここで「増えた減った」で一喜一憂するのではなく、「どんな種類の投稿が自社のファンは喜んでくれるのか」をチェックしてほしいのです。

1週間ごと、1ヶ月ごとにチェックし、相対的にどの投稿が反応が多かったのか、あるいは少なかったのかが「話題にしている人」の数値をチェックすることによってわかります。

画像をメインにした投稿が反応がいい・リンク投稿は反応が悪い、など、企業ごとに傾向が必ず現れますので、以降の投稿をより反応数をアップさせるのに役立ちます。

 

いいねの出所

インサイトの「いいね」タブで確認できます。
インサイト いいねの出所とは

どこで自分の企業のFacebookページの存在を知って「いいね」をしてくれたのかをチェックします。

一旦ページを訪れ、内容が気に入って「いいね」をしたのか、Facebook広告を見て「いいね」をしたのか、あるいは外部サイトに置いている「いいねボックス」からなのか。

いわゆる「効いている」媒体はどこなのか、ということです。外部サイトからの流入が多いのであれば、広告に掲載している文言をサイトに書いている文言と同じにしてみたり、いっそ該当する外部サイトへ向けた広告を打ってみる、などの対策を打つことができます。

 

外部リンク元

インサイトの「リーチ」タブで確認できます。
Facebookページ 企業活用 指標

あなたの企業のFacebookページへアクセスしたユーザーは、どこからやって来たのかがわかります。ちなみに、「リーチ」はFacebookページのファンであるかどうかは問いません。ファンであろうがなかろうがとにかく、企業が発信したFacebookページの投稿やFacebookページそのものを「見た」ユーザーの数です。

通常、企業のFacebookページを開設すると同時に、企業サイトのトップページにもFacebookページへの導線を作ります。結果、大多数のFacebookページでは「リンク元」が企業サイトとなります。

企業サイトに設置したFacebookの導線が有効にアクセスを呼べているかをチェクできます。また、GoogleやYahooなどの検索サイトからの流入数も確認できます。

時には、企業のファンがブログやソーシャルメディアで紹介してくれることもあります。その場合には「ameblo.jp」や「twitter.com」などと表示され、Facebook外での拡散状況も把握できます。

例えば、企業サイト以外にツイッターからの流入が多いということがわかれば、Twitterで情報露出に力を入れてみるなどの対策を打つことができますね。

 

Facebookページの企業活用では、必ずこの3つの指標を日々チェックしてください。

 

田村でした。

 

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Facebook タイムラインから表示させたくないアクティビティを消す方法

フェイスブックでアクティビティを表示させない手順


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Facebook・Twitter、各ソーシャルメディアの操作方法・有効な連携方法なら。ビギナー向け書籍です。

 

 

タイムライン右側上部に最近のあなたの行動を示す「アクティビティ」が表示されています。

あなた発信の口コミを発生させる重要な機能です。しかし、他人には見られたくないアクティビティもあるもの。

なので、他人に見せたくないアクティビティは非表示にしておきましょう。

 

↓ここにマウスポインタを持ってってください。バッテンマークがでます。
フェイスブック タイムライン アクティビティ 削除

 

↓で、「このアクティビティを非表示にする」を選択すると。。
アクティビティをタイムラインから消したい

消えましたね。

そもそも、表示させたくないような動きをFacebookでするなってハナシなんですけどね。どうしようも無いときはどうぞ。

 

田村でした。


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