東南アジア Facebook 利用者数 状況
東南アジアのFacebook活用状況
日本でのFacebookユーザー数は約2000万人と言われています。
>>参照
いまさら聞けないマーケ担当者のためのソーシャルメディアマーケティング
そして、日本の人口は1億2千万人。6人にひとり(16.7%)はFacebookを使っている計算になります。
その他Twitterも約2000万人、LINEに至っては4700万人。どちらかと言うと、あらゆるメディアを複数利用している、もしくは好みによって使うメディアを選択してユーザーが分散されている感じですね。
しかし、東南アジアのFacebook利用状況データを見ると、日本とはまるで状況が異なることがわかります。
ベトナム 人口8784万人
ベトナム国内Facebook利用者 2200万人(25.0%)
※2013年1月時点では1060万人➝2倍以上増加
インドネシア 人口2億4200万人
インドネシア国内Facebook利用者 6400万人(26.4%)
※Facebook利用者数世界4位
フィリピン 人口9400万人
フィリピン国内Facebook利用者 3400万人(36.1%)
マレーシア 人口3000万人
マレージア国内Facebook利用者 1600万人(53.2%)
※平均友達数・週平均利用者数 共に世界一
(週平均閲覧時間9時間・平均友達数233人)
シンガポール 人口530万人
シンガポール国内Facebook利用者 320万人(60.4%)
タイ 人口800万人
タイ国内Facebook利用者 2400万人(300%)
バンコクでの利用者は1380万人
↑↑↑
意味わからん(笑) 複数登録や国外から移住してきたユーザーも含むとのことですが、それにしても。。
こうなると、もはやFacebookはインフラなのです。
これらの国ではPCが普及する前に安価なスマートフォンが普及しました。
スマホを手に入れると友達と絡みたくなるのは日本と同じです。しかし、現地語で信頼性のおけるSNSがありませんでした。
一方、巷では偽ブランド品などが出まわっており、見分けるための情報はクチコミが重視されているという環境がありました。
そこで、実名登録で信頼性のあるFacebookで知人との交流を楽しんだり、クチコミ情報を共有するために、Facebookがシェアを広げたのではないかと考えられています。
併せて、気質的に自撮りなどで自分をアピールしたいユーザーも多く(日本の3〜5倍の自撮り画像が投稿されている)Facebookの普及を加速させる一因となっています。
タイ・マレーシア・シンガポールなどでは「インターネット=Facebook」と言っても言い過ぎではない状況となっているのです。
自然、これらの国でプロモーションをする場合にFacebookは必須。日本のようにTwitterにするかFacebookにするか、などと迷う必要もありません。
Facebookを軸に、他の媒体も利用するのか否かという判断になるわけです。
実際に、タイ進出前に現地のリサーチを兼ねて立ち上げられ、7万人ものファンを集めているFacebookページもあります。
もし、あなたの会社が東南アジアに進出しようとお考えなら、絶対に!Facebookやっておきましょう。
※言語・文化のみならず、各国特有のコミュニケーションなどもあります。進出をお考えならご遠慮無くご相談下さい。
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